【ブックレコメンド】本好き同士で本を紹介し合うサービス
本好きのためのサービス!
「ブックレコメンド」
というサイトからオファーを頂きました。
ブックレコメンドとは、その名の通り「本をオススメするサービス」のようです。
それだけなら世にある書評サイトと変わりませんが、このサービスが他と異なっているのは「次に読む本を紹介する」という点です。
https://book-recommend.com/2020/04/10/factfulness/
例として、このような記事が上がっていました。
これは、「FACT FULLNESS」という本の紹介を簡単にして、
FACT FULLNESSの後に読むと良い本というのを紹介しています。
なかなか面白いサービスです。
Amazonのレビューでたま~に親切な人が書いてたりしますが、それをメインのコンテンツにするというのは今までにありそうで無かった気がします。
(とか言ってるとあったときに無知を晒す事になるのでこの辺にしておきます)
と、まあここまではおべっかです。
ここからは、読んで下さっているあなたに本音の話をしましょう。
僕が「ブックレコメンド」を見て感じた率直な事を書いてみます。
1,要約できてない
いくつかサイトないのレビューを見ましたが、本の内容は余り網羅していません。
「〇〇って本の次に読むのはこれが良いよ」というオススメをメインコンテンツにしたサービスなので、当然のことです。
ブックレコメンドのコンテンツは「〇〇という本は読んだ前提」でのモノになります。
書評を書いたことのある身(できはともかくとして)としては、ずいぶん閉鎖的だなぁ……と感じました。
2,読書感想文の発表会感がすごい
書評は誰でも書けます。
そのため、専門知識のない人が専門分野の本の紹介をしたりしています。
僕が読んだのは心理学系の本の紹介でした。
それを書いた方は心理学の知識も特に持ってらっしゃらなかったようで
「○○だと思いました」「〇〇だと感じました」
が列挙されていて、小学生の読書感想文感がすごいなと感じました。
自転車に乗るのを教えるのは自転車に乗れる大人です。
料理教室で料理を教えるのは料理ができる人です。
しかし、僕が読んだ書評では、「心理学について知識のない人が心理学の本について紹介するという大変いびつな構造」をとっておいででした。
誰もが自由に発言できるというのは素晴らしい世界ではありますが、
それは同時に、限りなく無責任な世界でもあるということです。
(もちろん僕もそういう無責任な世界にいることを否定しません)