大学生に友達は要らない

大学生に友達は要らない

大学生になったけど思っていたより楽しくない……友達が、友達がほしい……

と、考えている方は少なくないと思います。

そういった方々に、友達がいなくて3年間悩み続けた自分からお伝えしたいことがあります。

結論はタイトルの通り

そもそも大学生に友達が必要なのか? というはなしなのですが、実際大学生活を送るにあたって特に必要に感じることはありませんでした。

理由は以下の3つです。

・大学での友達は役に立たない

・つまらないのは友達がいないから、じゃない

・リア友だけが友達じゃない

大学での友達は役に立たない

新入生として入ってきたとき、人間関係の希薄さに驚いた経験はありませんか?

大学での友達は高校までの友達とは意味が違います。

友達=金貸し=ノートテイカー(ノートを代わりに書いてくれる人)=出席で細工してくれる人=暇つぶしの相手

俺ら親友!笑 みたいなことを言う人はノートか金目当てです。警戒しましょう。

大学ではクラスも無いので、関係が深まりにくく、本当の友人が生まれにくいです。

そして、なにより、大学にはあなたにとって得にならない人がいます。

例えば、高校までを思い出してみてください。いつも不真面目な友人が宿題をやらずに学校に来ました。

友人「あ~宿題忘れた! 悪いんだけど写させてくれない?」

あなた「(いつも忘れてるじゃん……)いいよ。はいノート」

友人「ありがとう! もしあなたが宿題忘れることがあったらこっちのノートも見せてあげるね!」

質問です。あなたが宿題を忘れたとして、この友人のノート見せてほしいと思いますか? というかその時、友人がちゃんと宿題をやってきていると思いますか?

おそらく積極的に見たいとも、やってきているとも思わないでしょう。

大学も同じです。

「ノート見せて」などとあなたに要求をしてくる人は、あなたが「見せてほしい」と思うほど良いノートを持っていないケースがほとんどです。

損得で友達を選ぶのは気が引けますが、本当に好きな友人ならあいつといると損するななんて思考はまず浮かばないので、これを指標にしましょう。

というか話しかけられるノート

つまらないのは友達がいないから、じゃない

例えば、日雇いのバイトに行ったらこう言われました。

「今からお友達と一緒にあんパンの上にゴマを乗せる作業を8時間して下さい。私語は禁止です」

そして実際に作業が始まったとします。

これ、楽しいですか?

友達がいたところで、つまらないことはつまらないんです。

つまらないのは友達がいないからではなく、自分がつまらないと感じることをしているのが原因です。

大学生活がつまらないのは他人のせいではなく、むしろ自分のせいなのです。

リア友だけが友達じゃない

そもそも友達って何でしょうか。共通の話題があれば友達? 共通の知り合いがいれば友達? 3時間以上一緒にいれば友達? それとも一言でも言葉を交わせば友達でしょうか?

私の考えですが、友達とはある程度価の値観を共有しあえる他人と考えています。

この人には分かってほしい! あるいは、この人にならあわせても良い!

そんな風に思える人です。

それさえ合っていれば、住む場所も年齢も性別も関係ありません。

そういう仲間は、リアルよりもネットの方が見つけやすいと思います。

人は匿名性がある場所とない場所とでは全く違う行動を取るのです。

うわべだけのつきあいに甘んじている現実社会よりも、むしろ自分の汚い部分すらさらけ出せるネットの方が親密な関係性を築きやすくあります。

まとめ

・友達は必要じゃない。いないからといって気に病む必要は無い

・毎日がつまらないのは自分がつまらないことをしているから。他人に理由を求めても実は解決しない

・現実のつきあいだけが人間関係じゃない。大学の友達は大学の中でしか見つからないが、ネットの友達はそれこそ世界中からさがせる

もちろん友達がいた方が良いんですが、いなくても無理に作らなくて良いですよ好きでもない人と一緒にいなくて良いですよ。と言うお話です。

というわけで、大学で友達がいなくて悩んだ結果、完全にこじらせてしまった哀れな大学生の言葉でした。