質問箱への回答「ミニマリストになるには」何を捨てるかではなく何を残すかが大事
結論「2週間以内に使ってないなら今後も使わない」「捨てるという行為は惜しいと感じるもの」
こんにちは。なめです。
さきほど質問箱でこんな質問を頂きました。
とても答え甲斐のある質問でした。
ありがとうございます。
それに対する回答にもかなり熱が入り、長くなってしまいました。
本文
(長くなります)
ミニマリストの本質は「ものを捨てること」ではなく、「要るものを残すこと」です。
なので、好きなことならムリに捨てなくても良いのではないかと思います。
それを踏まえてミニマリストになりたいのなら、オススメなのは
①理想の生活を設定する事 と ②過去2週間以内に使わなかったものを全てダンボールに入れる の2つです。
まず①です。
例えば十年後の自分の生活をイメージしてください。
今あなたが持っている物で、十年後も持ってそうなものは何でしょう?
例えばスマホは? 多分買い換えますよね。それに十年も経てばスマホに代わるデバイスが登場するかも知れませんし。
まあスマホは生活必需品になってしまっているので微妙ですが……
こういう視点を、身の回りのあらゆるものに向けてみましょう。
この本は十年後も持ってるか? このマンガは十年後も読み返すか?
このゲームは十年後もプレイするか? そもそも十年後もサービスは続いてるか?
この画像は十年後も見たいと思うか?
(ぶっちゃけ画像に関しては場所を取らないので消さなくても良いのではないかと思います。GoogleドライブとかAmazon photosなどを使えば無限に保管しておけますし。ドライブに移して、端末からは消す、とかがベストかと)
とにかく、「十年後の自分の理想的な暮らしの中にこれは登場するのか?」という考え方をすると良いです。
②の過去2週間に使わなかったものをダンボールに入れるですが、読んで字のごとくです。
2週間以内に使った記憶が無いものを、まとめてダンボールに入れます。
そして、それから2週間生活し、問題がなかったら捨てる・あげる・売る などで処分しましょう。
例えば、僕は友人にPS3をあげました。
友人には喜んでもらえましたし、
僕自身PS3はもう何年も使っていませんでした。
なので、あげてから今に至るまで一度もPS3が必要な自体に陥っていないません。
とはいえ、惜しいことをしたなとは思います。
そう。惜しいのです。
要らないからあげたのは間違いありません。
しかし、たとえあげたのが要らないものであっても、惜しいものは惜しいのです。
これが重要なところで「ものを手放したときに何の後腐れもない」という状況はあり得ません。
保有効果といって、人間は持っている物に価値があると思う生き物です。
どんなものであれ、手放すことには抵抗を抱きます。
なので、ものを手放すコツがあるとすれば、それは「惜しいという気持ちを受け入れる事」に他ならないと思います。
一見辛いことに思えます。
でも、人生ってそんなモンじゃないですか。
どんなに好きなアニメでもいつかは終わるし。
どんなに大切に扱っててもいつかは壊れるし。
どんなに大切な人であってもいつかは死ぬし。
それは自分自身でさえもまたしかり。
そうやって負の感情を受け入れる事が、身の回りのものを減らし、人生の質や心の豊かさを高めてくれるのだと思います。
①と②のどちらをとるか、あるいは第三の方法を見つけるか。
それは僕には分かりません。
が、なんにせよ応援しています。
最後に
(※上記の回答ではあえて単純化して語りました。
ですので「2週間以内に使ってなくても明日使うかも知れないだろ! いい加減にしろ!」という部分もありますが、ご容赦ください……)
・
ミニマリストとまでは行かずとも、所持品を整理しなくてはいけなくなることはあると思います。
その時に役立つ本がこれです↓
実は、本文で偉そうに語っていた2つの手法はこの本に書いてあったことです。
PS3を手放す決心がついたのも、この本のおかげでした。
「捨てなきゃいけないけど、捨てられない……」
「捨てるために背中を押して欲しい……」
という方のニーズを完璧に満たしてくれる本です。
ぜひ読んでみてください。
「買うのはちょっと……」という場合は↓の記事をお読みください。
ミニマリストについて語っています。
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なるべくどうでも良いことはツイートしないようにしていますが、記事にするほどでもないという程度のことを発信しています。
普段はTwitter上で質問への返事をさせていただいています。
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では。