【プリチャン】泳ぎ方を教える回が心理学的によかった【スモールステップ】
目次
夏はプリチャン
スモールステップを踏む
具体的なケース【瞑想の習慣】
スモールステップの作り方
夏はプリチャン
こんにちは!夏ですね!(季節外れ)
というわけで、数ヶ月前のプリチャンを見ています。
今回はキラッツのメンバーとディアクラウン勢が海に行ったエピソードでした。
突然なんですが、海って行きますか?
僕は全然行かないんですけど、海って行って何するんですか?
泳ぐにしては汚いし怖いし、遊ぶにしても人多いし……パラソルの下でかき氷食べるくらいしかやることなくないですか?
今回取り扱うエピソードでは
海で
「すずちゃん泳げないの?」
みたいな流れになり、泳ぎの練習をすることになったのですが……
この時の教え方がなかなか良いものだったのでそれについて取り上げようと思います。
スモールステップを踏む
まず泳ぎ方を教えるわけですが、泳げない人にいきなり多くを語ってもわからないと思います。
プリティーリズムのプリズムショーを知っている人に対して、プリパラのライブを説明するのは割といけます。
しかし、プリティーリズムをそもそも知らない人に対して
「尻からハチミツがでる」とか
「超巨大化して地球をハグする」とか言っても理解できないと思います。
それと同じで、触れたことがないモノに触れさせるなら
ほんの少しずつ慣らして開発していく必要があるわけです。
その際に重要になるのが、スモールステップという考え方です。
例えば、今回のエピソードでは「泳ぐこと」を最終目的にしていますが、そのための第1ステップが「水になれる」になっています。
このように、
目標とすることができるようになるまでの過程を細かく分けたモノがスモールステップです。
具体的なケース【瞑想の習慣】
スモールステップを日常に取り入れると、色々な習慣を作ることができます。
僕の場合だと、少し前に「毎日瞑想する習慣」をつけようとしていました。
【過去記事】
そのためにやったのが、
毎日1分だけ瞑想する、です。
本当なら1日10秒だけとかにしたかったのですが、瞑想用のアプリの下限が1分だったためにそうしました。
スモールステップは小さければ小さいほど良いので、出来る限り小さくするのがベストです。
そうやって小さい習慣を作った結果、1週間くらいで1日の瞑想時間が3分を超えました。
スモールステップの作り方
スモールステップを作るメリットは大まかに2つで、以下の通り。
①脳が変化に気づかない
→ホメオスタシスに代表されるように、脳はとにかく変化することを嫌います。
これは石器時代からそうで、食料を確保しに行く時に
「今日は気分が良いからジャングルに行くぜ❗️😁」
とか言って、
いつもの安全な場所から離れた結果、サーベルタイガーに出くわして逆に自分が食料にされてしまう……なんてことになれば目も当てられません。
なので人間は基本的に変化が嫌いです。
②物足りなさが残る
→ハードルが高すぎるとやる気がなくなります。
「どうせできるわけないよ」と、そもそも挑むことすらしません。
しかし、逆にハードルが地面スレスレくらい低ければどうでしょうか。
「こんなもんじゃ満足できない!」
と、脳はさらに多くを求めます。
なので、何か新しい習慣を身につけたり、何かを克服するための練習をする場合は、極限までハードルを下げるといいね♡
というわけで、
①②を踏まえてスモールステップを作りましょう。
もうこれ以上簡単にできない!というくらい簡単にしてしまいましょう。
運動する習慣をつけたいなら、朝トイレに行く前にスクワットを1回だけやる。
ダイエットしたいなら、お菓子を食べる時、最初の一口を捨てる。
勉強する習慣をつけたいなら、問題文を1文字だけ読む。
かくいう僕も、瞑想以外だと
「朝起きたら1文字だけブログを書く」
というのを目標にしています。
こうして作ったスモールステップは、2週間くらいはそのまま運用していきましょう。
2週間が経過した時点で、設定したハードルが簡単すぎて物足りないレベルになったらワンランク上げる。
そんな感じでゆっくり進むことが秘訣とのことでした。
一応、このエピソードではファイナル(第5段階)で終了でしたが、実際はもっと細かく区切った方がいいと思います。
タスクを細かく分けて、ぜひ前に進んでいる感覚を楽しんでいただければ幸いです。
【参考文献】