オタクとは何なのか? どうあるべきか【考察】

こんにちは。なめです。

今回はオタクという人間について考えていきたいと思います。

可能な方は、ぜひおつきあいください。

※この記事では、スマホアプリ「FGO」に対するネガティブな表現が含まれております。不快に思われる方には、この記事を読まれない事を推奨いたします。

目次

オタク界に対する違和感

「オタク」が失われた世界

オタクはなぜ、熱意を失ったか

あなたはどう思いますか?

オタク界に対する違和感

僕はオタクというモノに疑念を抱いています。

それだけだと「そうですか」で終わってしまうので、その経緯について説明させていただこうかなと思います。

僕はFGOというアプリゲームが嫌いです。

正直Fateの名前を使ってこんなゴミゲー出すなよと思います。

この文面からおわかりいただけるとおり、僕はFGOが嫌いですがFateは好きです。

僕は高校1年の頃、移植版の「Fate/stay night レアルタヌア」からFateシリーズに入りました。

中学1年生がほぼ小6なのと同じように、高校1年といえば、ほぼ中3です。

厨二病が抜けきっていない少年にとって、Fateにのめり込むことは必至でした。

のめり込んでタイコロ、アンリミもやるくらいにはハマりました。

それから数年が経ち、アニメ放送が始まり……

テレビ「スマホでフェイト 事前登録受付中」

僕「!」

なにやらスマホゲームが配信されるらしいではありませんか。

すぐさま事前登録をしました。

それから半年の延期を経て、ついに配信。

満を持して解き放たれたそのアプリは……

僕「あんまり面白くない…………けど楽しい! 面白い!」

もうしょうがないので逆に楽しい面白いと思おうと頑張っていました。

しかし、いつまでもそんなことはできず、2年後には放置勢となりました。

すみません、長くなってますがこれ前振りの前振りです。

それから更に数年の時が流れ、僕は友人とスマホゲームの話題をしていました。

その時にふと、FGOの話題になりました。

友人「マジでさ~FGOってクソゲーだよなw」

僕「! そうなんだよな~!w」

※単芝(w)は薄ら笑いを表現したモノです。

友人「マジでガチャがクソだよなw」

僕「そうそうw」

友人「それさえなけりゃ最高なのになw」

僕「なんて?」

友人「だから、ガチャさえ良けりゃ神ゲーだってことw」

僕「……」

このとき僕は驚きました。

友人はゲームそのものの面白さではなく、

ガチャでレアなキャラが出やすいかどうかという部分にしか評価軸を置いていなかったのです。

ガチャが云々というのは、ゲームの中で最も表層の部分です。

深層ではなく、表層で話をしている……。

長いこと友達でしたが、そういうヤツとは思っていなかったので意外でした。

初めのうちはなんなんだコイツと思いましたが、世の中を見回すと、どうもそういう人が多い気がします。

それ以来僕は、「今のオタクは、オタクと呼ぶにふさわしい人間なのだろうか?」という疑念を抱くようになりました。

「オタク」が失われた世界

僕の中のオタクの定義は「何かの専門的な知識にめちゃくちゃ詳しいこと」です。

例えば声優のファンで、声優オタクだというなら、

  • その人の生い立ち
  • 学生時代
  • 経歴
  • 好きなもの

などはおさえているべきではないかと思います。

最近はTwitterなどを見ていると「水瀬いのりかわいい~w」みたいな、見た目にしか目がいっていない発言が散見されます。

見た目なんてその人の最も表層にある話です。目が見える人であれば誰でも語れます。

持ちろん、中には深いところまで追いかけるコアなファンもいます。

出演するアニメや、そのアニメの生放送・イベントはチェックし、

さらにラジオ番組も毎回聞き、雑誌にインタビュー記事が載ればすぐに買って読む。

こういう熱心な人にこそ、オタクという言葉はふさわしいと思います。

というか、数十年前までは、こういう人のことをオタクと呼んでいたはずです。

オタクはなぜ、熱意を失ったか

それほどエネルギッシュだったオタク達は、なぜその活力を失ったのでしょうか?

景気の悪化、環境問題、世界情勢などなど、様々な要因が考えられます。

が、その中から一つをあげるとするならば、僕は「いきづまり」ではないかなと感じます。

すなわち、袋小路の感覚です。

今は商業誌で描いていた漫画家がコミケでマンガを描いたり、

あるいは、コミケで描いていた人が商業誌に行ったりして、活躍の幅が広がっています。

しかし、一人の活躍の場が増えるということは、別の誰かの活躍の場がなくなるということでもあります。

だから、自分は人と違うことをしなければいけない。

だけど、自分がやろうとしていることは先にやっている人がいる。

今から追いかけても追いつけない。

このような、一種のあきらめにも似た感情が支配しているように思えます。

今はネットがありますから、余計にその傾向が加速しているように思えます。

あなたはどう思いますか?

僕の考えはまだまだ「浅い」です。

さらなる深みに潜っていくには、僕一人でずっと考えるより、あなたの知恵を借りた方がきっと上手くいくと思います。

あなたはこれについてどう思うのか、なにか書いても良いよということがあればコメントを頂きたいと思います。

コメントをしないにしても、自分なりの答えというものを考えるきっかけになればうれしく思います。

こういう難しい問題について考えるのは大変ですが、とても楽しいものです。

一緒に楽しみましょう。

このような問題を考える上でとても参考になる本です。

Kindleアンリミテッドに加入している方なら無料で読めるので、ぜひ。