クリエイティブはメンタルを安定させる

目次

絵を描いていると楽しい

曲を作っていると楽しい

シナリオを書いていると楽しい

自己肯定感が跳ね上がる

誰に見せなくてもいい

難しいことはしなくていい

複数に足をかけておく

絵を描いていると楽しい

決して上手い絵じゃなくても良いんです。

マンガの神様である手塚治虫は、著書の中でこのような趣旨を語っていたそうです。

「マンガはただのラクガキだ。だから何を描いたって良い」

頭から手足が生えていようと、18頭身位あろうと、自分にとってそれが人間なら何も問題はないのです。

ただ描いているだけで楽しくなれる。それが絵です。

曲を作っていると楽しい

曲を作るのだって楽しい事です。

曲なんて作れるわけない、と多くの方は思われるでしょう。

しかし、難しいことをしようと考えなければ、意外と簡単です。

鼻歌や口笛でメロディを吹き込めば、それでもう立派な作曲です。

伴奏をつけて本格的にしたいなら、そういうことができるアプリだってあります。

たとえばMedlyなどは無料の割に、なかなか使えます。

シナリオを書いていると楽しい

シナリオを書くのも楽しいです。

不条理で、何も思ったようにいかない現実ですが、自分の書くシナリオなら自分の好き勝手にできます。

そういう欲望に対してリーチしているのが現在のなろう小説であるのはいうまでもありません。

そういうのを書いても良いですし、逆に、なろう小説が嫌いだからカウンターカルチャー的な作品を作ろうと思っても良いわけです。

自己肯定感が跳ね上がる

クリエイティブを楽しむ効能として挙げられるのが、「自己肯定感の上昇」です。

僕は結構自己肯定感が低く、明らかに自分が正しいと思う場面でも、自分の答えを信用できない……というケースがよくありました。

自分には価値がなく、何の役にも立たないカス人間だと思っていました。

しかし、上記のような何らかの生産をしていると、その認識も変わりました。

自分の作ったモノが形になったとき、

「ああ、自分にもできることがあるんだ」と思えたのです。

なので「自分にはできないよ……」と思っている人にこそ、やって欲しいです。

誰に見せなくてもいい

誰かに見せようと思うと「こんな恥ずかしいモノはみせられない!」という羞恥心が働いてしまいます。

なので、ひとまずは誰にも見せないことを前提にした作品を作っていくと良いでしょう。

家族や友人に隠れてこそこそ作り、ネットにも上げず、ただただ自分で楽しむ。

そういうのもなかなか良いものです。

難しいことはしなくていい

誰に見せるわけでもないと割り切れば、難しいことをやらなくても良いと思えます。

なぜなら、「どーん!」と書いただけで自分には何が起こっているのか分かるのですから。

人から見れば意味不明でも、自分からすれば、それが何を意味しているかは分かるはずです。

複数に足をかけておく

どんな好きなものにも飽きがきます。

これは心理学の世界では「限界効用逓減(ていげん)の法則」と呼ばれています。

難しい言い回しですが、言っている内容は簡単で「体験すればするほど、得られる感動は減っていく」という法則です。

何度も何度も同じ事をしていれば、情熱は消えていきます。

そんなときに、熱中しているジャンルが他にもあれば、そっちで情熱を燃やすことができます。

そして、そっちが飽きたら、また元のところに戻ってくるというのも可能になります。

些細なことから始めよう

まずは「こんなことは創作と言えないよ」と思うような、小さな事から始めてみましょう。

最初の内は慣れない行為に振り回されるかも知れません。

しかし、やっている内に段々とコントロールできるようになって行きます。

最初から何でもできるという人はごくわずかです。

とりあえず、手頃なところからいきましょう。