初音ミクとAKBを比べて見えたもの

こんにちは。

今回は、今日ふと思ったことを書いていこうかと思います。

その思ったこととは、「初音ミクウルトラマン説」です。

※この記事はあくまでも個人の見解であり、ただのエンタメです。

※この記事はあくまでも個人の見解であり、ただのエンタメです。

※この記事はあくまでも

個人の見解であり、

ただのエンタメです。

※なお、本記事は以下の動画から着想を得て書かれています。

そもそも何故そんな事になったかという経緯から語らせていただきましょう。

こんなめちゃくちゃな結論に至ったのは、初音ミクとAKBについて比較していたのが発端です。

全く真逆の性質を持つ両者ですが、そこにはある共通点があります。

おっさん<美少女

突然ですが、あなたは「おっさんの愚痴」を聞きたいですか?

僕は、どうしても聞かなければならないなら聞きます。

それでも、避けられるならば避けたいというのが本音です。

これはきっと多くの人がそうだと思います。

よっぽど話の面白いおっさんでない限りは、誰も話なんて聞いちゃくれません。

しかしこれがもし、超絶美少女だったらどうでしょう?

有村架純だか本田翼だかみたいな今をときめく人の話ならどうですか?

それでも僕はやはり聞きたくはないですが、聞いてもいい(あるいは聞きたい)という人はいくらか出てくるのではないでしょうか。

これが事実であると仮定した場合、おっさんの話より美少女の話の方が需要がある事になります。

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美少女=最強の存在=神

ニュース|プリパラ オールアイドル|プリパラ|スペシャルサイト|タカラトミーアーツ (pripara.jp)より

そこに目をつけたのがアイドル業界です。

プロデューサーや作曲家・作詞家たちの気持ちを、アイドルに言わせるというシステムを採用しました。

初めは、神(制作側)の言葉の代弁者……すなわち巫女としての機能があったと思われますが、昨今ではアイドル自体の格が上がりました。

その結果、アイドル自体が神に成り上がったのでしょう。

詳しくないのでこの辺は適当ですが。

※なお、ここで上がっていた神としての格が徐々に落ちていったことについてはここでは触れません。すみません。

まぁアレです。

さっきも言いましたが、美少女の話は大半の男だったら喜んで聞きたがるだろうと思うので、そういう意味で神……という事で。

分裂したリアルとネット

そんなこんなで来ていたアイドル文化ですが、2007年、ターニングポイントを迎えます。

それがボーカロイド初音ミク発売です。

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https://twitter.com/cfm_miku

初音ミクは、自分の作った曲を、藤田咲ボイスの美少女に歌わせることができるソフト。

言うなれば、「アイドルそのもの」です。

瞬く間に初音ミクは電子の歌姫となり、ネットの世界を支配しました。

対するリアルでは、AKB48全盛期の頃です(すみません、全盛期と言ってますが実際どうかは分かりません。詳しい方がいらっしゃいましたら教えて下さい)。

2009年には神7という名称も登場し、1つの時代を作りました。

ソース画像を表示
http://48ers.info/I0000006

神を公募したAKB(リアル)。対してネットは……?

AKBは自己推薦で応募者を募り、そこからメンバーになる人もいたと記憶しています。

さらに、毎年人気投票を行いました。

つまり、AKBは神になれる者を一般人から募り、一般人の投票によって神を決めていたのです。

なんと民主主義的なことでしょう。

それに対して初音ミクはどうだったでしょうか。

初音ミクは、一般人に「アイドルそのもの」を与えました。

これは明らかに神の解放です。

神になれる資格を全ての人に開放し、これによって「全ての人が神になれる世界」を作りました。

初音ミクというキャラクターは画一的で、表面は全て同じ→中身は空っぽ→空っぽの中身を作曲者が満たす→作曲者自体が前面に出てくる、というロジックです。

つまり、初音ミクの見た目やスペックは全て同じなので中身でしか差別化できないということ)

プリチャンやプリパラがこの文脈にあるのは言わずもがなです。

リアルとネット、隣り合う世界では大きく違った方向に進んでいきました。

2つの世界のどちらが勝者となったのか……僕には判別できませんが、昨今のVtuberを見ていると「う~ん、こっちかな?」という気分になります。

Vtuberはある種AKB的であるとも言えますが、それよりは各々が信者を抱える多神教の体をなしているのかなと感じます。

(すみませんVtuberについても詳しくありません。詳しい方、補足お願いいたします)

初音ミク≒超常的存在との一体化≒ウルトラマン

結局、初音ミクとは何だったのだろうか?

そう考えたとき、頭に浮かんだのはウルトラマンでした。

ウルトラマンは超常的な存在であり、神に近い存在であると言えます。

そういう神的な存在と一体化するという文脈は、初音ミクとも通じるところがあると感じました。

(全ての人にアイドルを使う権利を開放したという点において「人は誰もヒーローになれるよ」的な意味合いもあると言えます。その点ではグリッドマンとも言えるかも知れません)

何を救いに来たのか?

ウルトラマンベムラーを追っかけて地球にやってくるワケですが……

オープニングでは「光の国から僕らのために」やってくるとされています。

人類を何かから救いに来ているということです。

では、初音ミクは何を救いに来たのでしょうか?

その答えは未だによく分かっていませんが、いつか気づいたことがあれば追記したいと思います。

本当はTwitterとかで#初音ミクに救われたこと みたいなタグつけて投稿してもらってそれを集めて考察するとかやってみたいんですがね……そんな影響力ないので(^◇^;)