テクノロジーは人から全てを奪うか?【日記】

この記事はただの日記です。

個人的な見解を語っているだけですので、ツッコミどころばかりです。

異論反論あって当然ですが、他人の考えを否定するつもりで書いたわけではありません。

その点については、あらかじめご了承下さい。

面白いことになりましたね。

こんにちは。今回の話題はボイスアバターについてです。

ボイスアバター、もう試されました?

ボイスアバターって何かと言いますと、早い話が「自分の声が美少女ボイスに変換される」というもの。

僕も友人がやっているのを見て存在を知りました。

それでさっそく試してみましたが、中々面白いです。

VOICE AVATAR 七声ニーナ (dena.ai)

↑からできます。

注意点としては

・再生するとき音がバカデカい

・歌など音程の判定が難しいモノはできない

・10秒分のみ変換可能

といった感じです。

まあここでゴチャゴチャ説明されるより試した方が早いと思います。

テクノロジーは特権を奪う

テレビに出る人間の特権だった発信力も今では……

テクノロジーというのは常に特権階級の特権を奪ってきました。

蓄音機の発明によって音楽が貴族の趣味でなくなり、自動車の発明によって馬や運転手を用意しなくても移動ができるようになりました。

最近だと、翻訳ソフトの登場で知識ができなくても外国語を読めるようになりました。

今回のボイスアバター(以下ボ表記)ですが、これは美少女風の声という特権を奪ったことになるのではないでしょうか。

前回の記事でも言いましたが、美少女にはみんなの話を聞いてもらえるという利点があります。

美少女としての皮を被ることで見た目のハンデを覆すのがVtuberだったと思われますが、

今回のボによって、ついに声のハンデすら覆せるようになりました。

美少女としての見た目、かわいい声。

今までは、この両方を兼ね備えた者がちやほやされていました。

それがVの皮を被ることで声だけで勝負できるようになった。(のじゃロリおじさんが最たる例でしょう)

しかし、ボが多くの人に行き渡ればもはやそれも必要ありません。

ついに中身、人間力だけで競う時代が到来したというワケです。

テクノロジーによって人は全てを失うか?

実は今回の美少女の価値が暴落しつつある件に関しては余り興味がありません。

僕、美少女じゃないので。

興味があるのは、この流れがどこまで行くのかです。

テクノロジーが特権階級の特権を奪っていくのであれば、これから先は誰の何を奪っていくのでしょうか。

僕は最終的に生き物の特権を奪うに至るのかななんて思ってしまいました。

つまり、生きることと死ぬことです。

他人の人生を追体験する、とか……

あるいは架空の生活を体験するとか(VRが発達すればできそうですね)……

そういう中にリアルな感覚を与えてくれるシステムを組み込めば、全ての人に画一的な人生を配布することができるようになります。

僕はこれを健常者の特権ではないかと考えています。

生まれつき視力がない人は、目の前の景色を見ることができません。

しかし、視力がある人は見ることができます。

これはまさしく特権階級と言えるでしょう。

映像を網膜に直接投影とか、視神経に流し込むみたいな事ができれば、目は見えずとも景色が見えるようになります。

それこそカオスヘッドに出てきた方のVR(ビジュアル・リビルディング)のような

そういう明るい部分がある一方で、怖さもあります。

今まで生き物にしかできなかった生きる死ぬという行為が、生き物だけの特権でなくなるかも知れない。

誰もが死んで、また生まれるみたいなことができるようになれば、この世界から生きるとか死ぬとかっていう感覚がなくなるんでしょうか?

そもそもそんな状態に陥ったとして、人類はちゃんと「生きていく」ことができるのでしょうか?

というテーマを扱った名作マンガ、

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おわり