インターネット巣ごもりのすすめ

結論「SNSやめろ」

目次

SNSは疲れる
Twitterではなくブログを読め!
ブログはこんなに良い!
大衆とは差別化された知識が手に入る!
1対1かつパワー型のコミュニケーション(Twitterはスピード型)
俺のブログを読め!

追記(良いブログの見分け方・要注意なタイトル)

SNSは疲れる

以前も書いたことですが……

SNSって本当に精神面での負担が大きいですね。

TwitterTwitterで(Twitter社自体は「Twitterは個人のつぶやきを表示しているだけなのでSNSではない!」と主張していますが……)怒りが果てしなく連鎖していくメディアですし、

Instagramなんかはリア充の自慢話ですし。

見れば嫌な気分になるのについつい見ちゃうし。

スマホ脳という本によると、承認欲求という欲求は存在せず、「生存本能」のカテゴリーの一種に承認欲求があるそうです。

簡単に言ってしまえば、人類は「群れの掟に従わないものを排除して生き残ってきた」生物です。

なので、群れと違うことをするヤツは排除(=いじめ)をして来たわけです。

その時の名残で、人は「人からの評判」を異常に気にするようになりました。

その結果が、今日のSNS中毒です。

Twitterではなくブログを読め!

SNSがメンタルにも体にも悪い(実際、SNS中毒によって脳の構造が変化することが示されている)のは分かった。

でもSNSは見たくなっちゃうんだよ!

他の人が何してるか気になるじゃん!

その気持ちは分かります。

なので、僕から提案が1つ。

ブログを読まないか?

ブログはこんなに良い!

冷静に考えると、ブログにはTwitterにない利点がたっぷり詰まっています。

ここからは、ブログの魅力について手短にご紹介します。

大衆とは差別化された知識が手に入る!

Twitterをやっていると、TLに見慣れないアイコンのツイートが紛れ込んできます。

いいね3万、リツイート6万……いわゆるバズりツイートですね。

いいねが3万着いているということは、少なくとも3万人程度の人が読んだツイートであるという事です。

そしてリツイートが6万なので、実際にはもっと多くの人が見ていることでしょう。

そしてこのツイートが消えない限りはネットの海を駆け巡り、拡散を続けていきます。

2日もすれば、かなり多くの人が目にすることでしょう。

ここで覚えておいて欲しい事がひとつあります。

それは「多くの人が見る情報は価値がない」という事です。

例えば、「公園の木の下に1000万円が埋まっている」というツイートがバズったとしましょう。

あなたが見た時点で2万リツイートです。

さて、公園の木の下に行きますか?

行ったとして、そこに1000万円はあると思いますか?

多分ないですよね。

少なくとも2万人がすでに見ているので、近所の人がいればもう行ってます。

今更追いかけても手に入らない。

そしてその事実に気づいていたとしても「もっと早くにこのツイートを見てれば……」とネガティブな気持ちになります。

そいうかそもそも、「1000万円がある」という情報自体が怪しいです。

もしかしたら、本当は2億円あったけれど、その人が1000万円だけ残して全部持っていったのかも知れません。

あるいは公園に1000万円があるというのはフェイクで、本当は「公園に多くの人を来させるのが目的」の可能性だってあります。

例えば公園内に肉まんのニオイを充満させておいて、来た人に「ああ~なんか知らないけど肉まん食べたくなってきたな……」と思わせるのが目的かも知れません。

(実際、ディズニーランドでは各所でチュロスのニオイを放出することによって、ランド内にチュロスのニオイを流してるそうです。これのおかげで売り上げが上がったとか)

その点、ブログは安心です。

なぜなら「読んでるのはごく少数だから」

例えばこのブログなら、先月読みに来た人は1700人でした。(2021年6月1日~6月30日)

圧倒的少数!

レア度の高い情報!

メジャーに流されるのもいいですが、たまにはマイナーに興じてみるのも、一種の生存戦略です。

それに本当に知るべき情報なら、誰かしらの口から聞くことになると思いますし。


1対1かつパワー型のコミュニケーション(Twitterはスピード型)

ブログは基本的に本と同じです。

本を読んでいる間は一方的に相手の話を聞くことになるし、読むのを辞めている間はあなたが一方的に話す(あるいは考える)ことになります。

おもなSNSは基本的に、双方向のコミュニケーションです。

面と向かってのコミュニケーションは双方向なので、それが望ましいと思いがちです。

しかし、TwitterもLINEも、双方向のやりとりをするには余りにも不便です。

LINEはとんでもないスピードで会話が流れていく(手紙が1日1通なのに対し、LINEは1日∞通)し、

Twitterは140文字しか入らない。

宇野常寛という評論家が「今のインターネットは速すぎる」と指摘していましたが、正しくその通りだと思います。

(※宇野さんの「遅いインターネット」をご存じの方はこの項を読み飛ばして頂いてかまいません。ほぼ同じ事を言ってるだけなので)

僕は、SNSというのは、拳銃の引き金に指をかけながら会話するのと同じなんだと感じています。

どちらかがその気になれば、いつでも相手を攻撃できる。

しかも、互いに相手の指が気になっているから、会話にも集中できていない。

ちょっとしたことで「コイツは今俺を攻撃してきた!」と判断し、地獄のレスバトルが始まるのです。

一方で、ブログはどうでしょうか。

ブログにアクションを起こすにはコメントを残すか、Twitterなどにシェアする必要があります。

コメントを残せば、相手が気づくまで返事は来ませんし、文字数の制限も緩い。

Twitterにシェアされたとしても、その返事をブログの記事として書けば、少なくとも自分は文字数の制限がありません。

Twitterが拳銃の打ち合いなら、ブログはミサイルの撃ち合いです。

一発で多くの意味を届けることができるし、撃つまでにはいくつもの段階を踏む必要があります。

手こずっているうちに気持ちが冷静になったり、「ああ、こういう言い回しをすればいいんじゃないか?」と気づいたり。

ブログという媒体は、冷静に考えたい人に向いています。

俺のブログを読め!

僕のブログは基本的に「読むことで何かを得られる記事」になるように心がけています。

わざわざ労力をさいてこのブログに来てくださるあなたに、何かひとつでもお土産を持って帰って欲しいと思いながら書いています。

それが知識にしろ、感情にしろ、何かしらを届けたい

そんな思いで文字を打ち込んでいます。

まあ、実際そうなれているかは分かりませんが……

少なくとも、そうでありたいと思いながら書いています。

だから、僕の記事を読んでください。

その辺のしょうもないブロガーとかYouTuberのクソどうでもいい記事や動画に振り回されるくらいなら。

多分、僕の方が実のあるコンテンツを提供できると思います。

(もちろんしょうもないブロガーとかしょうもないYouTuberじゃないなら何の問題もありません!

それか、自分の意志で見ているならOKです。ガンガン見ましょう!)

というワケでここまでブログの魅力について説明してきました。

ブログの良さが伝わっていれば幸いです。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは次回、「ブログではなく本を読め!」でお会いしましょう。

追記

ブログを読め、とは言いましたが、世の中にはクズみたいなブログが多いのも事実。

というワケで、良いブログと悪いブログを見分けるちょっとしたコツみたいな物をお伝えします。

1,はてなブログの記事である

はてなブログは無料でブログを作れるサービスです。

それ故に、はてなブログの無料版では広告を貼れません。

はてなブログProだと広告を貼れるので微妙ですが、無料版は何の見返りもない「本当に一個人が趣味でやってるだけのブログ」になるので熱量があります。

そして何より、潔い。

世の中のほとんどのブログは「広告はっつけてバカな読者だまして金儲けるぜ」という魂胆でできているので、そういうのにだまされないでください。

だまされても良いという方はぜひ僕にだまされてください!

↓こういう感じのヤツをクリックして購入すると僕の手元に3%くらいのマージンが入りますので!

↑これ超いいです! マジでオススメです!

これがアフィリエイトです。

(小判ネタもいい加減こすりすぎたのでそろそろ辞めます)

2,主観多めの記事である

主観多めという事は、筆者の考え方や物の見方が記されていると言うことです。

これらを読むことで「こういうことを考える人がいるんだ」と感じ、他人の視点を知ることができます。

人を分析するときのパターンの1つとしてストックしておきましょう。

さらに、主観が乗っているという事は主観が乗るような体験をしたという事なので、内容にも信頼性が増します。

3,客観的な情報も書いてある

これは2と矛盾しているのですが、本や論文などから客観的な情報を引っ張ってきているか?も重要です。

「俺の人生ではこうだった!」とか言われても「そりゃあなたの人生はそうだったかも知れないけどさぁ……」ってなるので。

ある程度万人に当てはまるような形にまで落とし込んでいないと完全には信用できません。

難しいですね。この辺は自分なりのバランス感覚をつかんで欲しいところです。

4,ジャンル記事である

例えば、ゲームについての攻略・考察記事とか、学問の解説記事とか、旅行記とか。

何らかのジャンル系を読みましょう。

「30代ゲーマーおっさんの日常!」みたいな、いわゆる雑記記事を読んでもマジで中身がないので、できれば何らかのジャンル記事がオススメです。

なにか「確固たる伝えたいこと」があって書かれたモノなら雑記でも良いんですが、それは読んでみないと分からないので……。

それか、その筆者自体のファンである場合とかは別かも知れません。

そういう場合を除くと結構アレなコンテンツが多いと思うので、気をつけましょう。

5,検索下位の記事を読む

これは説明が難しいんですが、一言で言うと「ググって下の方の記事を読め」です。

例えば今Googleで「ポケモン」って検索すればおわかりいただけると思うんですけど……

おわかりいただけた通り、

ポケモンで上位に来る記事は全て企業のページなんですよ。

これはSEO(Search Engine Optimization)というのが絡んでまして、端的に言ってしまえば

「ガチで金稼いだり広報したりする人たち」が上位に表示されるということです。

それはすなわち、前述したアツい個人の趣味ブログは上位には出てこないという事。

なので、何か検索したときは下位の結果まで見てみてねという話でした。

要注意なタイトル→「××歴10年の僕が選ぶオススメ〇〇4選!」

この〇〇に何らかの商品やサービス名が入る場合は要注意です。

ただ単にアフィリエイトでアフィアフィしたいだけの可能性が高いです。

こういう記事を読む場合は

  • 筆者の個人的な見解が書かれているか?
  • 筆者は実際にこれを利用したのか?
  • 良い部分も悪い部分もしっかり書いているか?

に気をつけて読みましょう。

「え!? まだ〇〇してないの? 〇〇は絶対〇〇すべきなワケ!」

見た人を不安にさせて読ませようという手法は、広告の典型の1つです。

これらの記事はホントに重要なこともありますが、ほとんどは些末なことなのでだまされてはいけません。

人の不安を煽るようなやり口は気に入らないので、個人的に最も嫌いなブログタイトルの候補です。

ちなみに、似たようなのに「まだ〇〇で消耗してるの?」とかがありますね。

最近は見ませんが、一時期はウンザリするくらい流行ってました。