Twitterで病む原因と対策がわかった
結論として、まず最初に対策方法を提示します。
「検索機能を使うな」
以上を念頭に置き、この記事を読み下してください。
目次
Twitterで病む理由
語りたくもないのですが……
狂いが見えるようになった時代
器用に石を投げる大喜利ゲーム
【結論】人々の感想を遮断する
最後に
・
僕はずっと考えていました。
なぜ、Twitterをやった後は気分が鬱々とするのか?
しかし、それが何故なのか、何が原因なのかまでは掴めずにいました。
が、ここに来て「あ、これが原因か」というのがわかってきました。
なので今回はその成果についてまとめてみたいと思います。
まぁ引っ張る気もないので先に結論を言うと
「Twitterで病むのは検索機能を使ったから」です。
少なくとも、僕の中ではそういう答えが出ました。
語りたくもないのですが……
気持ちのいい話ではないので正直語りたくはないのですが……
すみません。
まずはこの説明から入る必要があります。
キッカケとなったのは、ここ最近の炎上騒動です。
小林賢太郎氏しかり、メンタリストDaiGo氏しかり。
僕は、こういう炎上ごとというものに興味がありませんでした。
というか、意図的に興味を持たないようにしていました。
なぜなら、別に政治家とかアーティストとかが何を言おうが僕の人生にはなんら関係はないからです。
これから会う可能性が限りなく低い人間の言動に、自分の人生を振り回されたくないと常々思っています。
しかし、今回は自分の知っている人が炎上しているということで、イヤでも目に付きます。
特に、メンタリストDaiGo氏。
僕はかつて彼のニコニコ有料チャンネルに3年ほど在籍していた、という過去があります。
今はもう抜けましたが、一時期は毎日何時間も見てました。
(お気づきかも知れませんが、このブログの初期の頃の記事はほぼ彼の講義を応用させたモノです)
抜けた理由としては、
- 身の上話をされるのが嫌だった(身の上話を聞くために入会しているわけではない)
- 信者が集まってきて視聴者コミュニティがキモくなってきた(本気で学ぼうとしてない人が増えすぎた)
というのがあり、まぁそれなりに嫌気がさしてやめたのですが……
それでも世間一般の人よりは、彼に対して思い入れがあると言えるでしょう。
つまり、今回僕は炎上している本人に対して思い入れがある状態で情報を眺めていました。
(※なので、一種のバイアスがかかっているかもしれません。その点についてはあらかじめお知らせを)
狂いが見えるようになった時代
さて、今回の炎上について話を戻しますが……
僕が見たところ、明らかに狂っていると感じざるをえません。
狂っているというのは、もちろん炎上する人間に対して狂ってるぞお前!
ということありません。
炎上に対して熱狂する人々の様子です。
もちろん炎上した本人に非がないわけではないです。
叩かれるようなことをしたりやったりしています。
しかし、だからといってそこまでする?
という感じもします。
なんか、この人たちって「悪人なら殺してもいい! それがジャスティス!」って本気で信じているのかな? と思いました。
誤解をされたくないので何度も繰り返しますが、叩かれる人は叩かれるようなことを言ってます。
だから過失割合で言えば確実に炎上してる本人が悪いです。
大体の場合は。
(たまに例外もある。
ヒャダインさんとか。→本名前山田なので、小山田さんと間違えられて叩かれる。あ、ちなみにですが小山田さんは擁護する気ありません。僕も元いじめられっ子なので、ああいう人は嫌いです)
話が逸れましたか、とにかく
「そこまで言う……?」と思ったということです。
前述した
「悪人はボッコボコに殴って殺すのがジャスティス!」みたいな感覚が見え隠れしていて、
正直、僕は「狂ってんなぁ」と感じました。
器用に石を投げる大喜利ゲーム
宇野常寛(うの-つねひろ)という評論家がいます。
彼の出した本に「遅いインターネット」というものがあり、そこにはこう記されています。
(↑Kindle Unlimitedなら読み放題なので、加入している方は是非、最初の20ページくらいだけでも読んでみてほしいです)
引用
いまこの国のインターネットは、ワイドショー/Tiwitter のタイムラインの潮目で善悪を判断する無党派(愚民)と、20世紀的なイデオロギーに回帰し、ときにヘイトスピーチやフェイクニュースを拡散することで精神安定を図る左右の党派層(カルト)に二分されている。
まず前者はインターネットを、まるでワイドショーのコメンテーターのように週に一度、目立ちすぎた人間や失敗した人間をあげつらい、集団で石を投げつけることで自分たちはまともな、マジョリティの側であると安心するための道具に使っている。
対して、後者は答えの見えない世界の複雑性から目を背け、世界を善悪で二分することで単純化し、不安から逃れようとしている。彼ら彼女らはときにヘイトスピーチやフェイクニュ ースを拡散することを正義と信じて疑わず、そのことでその安定した世界観を強化している。
そして今日のTwitter を中心に活動するインターネット言論人たちがこれらの卑しい読者たちを牽引している。
彼らは一度週刊誌やテレビワイドショーが生贄を定めるたびに、どれだけその生賛に対し器用に石を投げつけることができるかを競う大喜利的なゲームに参加する。そしてタイムラインの潮目を読んで、もっとも歓心を買った人間が高い点数を獲得する。
「遅いインターネット」宇野常寛
要約すると
- 今のSNSユーザーは二分化してきてる。TLに流れてきたモノだけで善悪を決める人と、逆張りでヘイトスピーチを繰り返す人
- 目立ちすぎた人間に石を投げる大喜利ゲームに参加しているにすぎない
- うまく投げた人ほど人々の支持を集める
(厳密には違うんですが)みたいな感じです。
これを読んだ時は「なるほどな」程度にしか思っていなかったのですが、今回の件で身に染みて感じました。
つまり、「この人は正義のために言っているのか?」という問題です。
「あの人いいこと言ってる!」と言われてチヤホヤされたいから言っているだけなのでは……?
あるいはただムシャクシャして悪口を言いたいだけなのでは……?とか。
そういう疑念は絶えません。
もちろんですが、全部がそうとは思っていません。
(センシティブな内容なのでいっぱい予防線を張らせていただきます)
炎上に対して、正常な批判をしている人はいます。
それも少なくない数の人が。
そういう人たちの話は理路整然としていて、聞いて納得できるのです。
しかし、明らかに感情剥き出し、あるいは下心剥き出しだとそこでもう気分が悪くなってしまいます。
特にショックだったのは、自分がそこそこ尊敬していた人物がこの「大喜利ゲーム」に参加してたことです。
「あなたまでそういうことやるんですか……」見たいに思ってがっくりと肩を落としました。
……大体見えてきましたね。
【結論】人々の感想を遮断する
Twitterで(少なくとも僕が)病むのは、
世の中のどうでもいいニュースを見るのと、それに対する人々の感想を見てしまうから。
であるならば、原因を取り除いてしまいましょう。
まず、ニュースは見ない。
わざわざTwitterで見なくてもネットニュースとかで見られますし。
最近はTwitterで話題になったトピックをテレビでも扱ったりするので、案外見なくても大丈夫です。
次に、他人の感想を見ない。
自分のフォロワーが何か言ってるとかならまだいい。
しかし、見ず知らずの人がどうこう言ってるのに振り回されて気分を害するのは、幸福なインタネッツライフではないですね。
なので、必要なタイミング以外では検索機能を使わないことが有効な対策と考えられます。
以上の2点を考慮した上で出る結論が
「検索タブを開かない」ことです。
つまり……
この虫眼鏡を押して
この画面にいかないということです。
今回は気分が悪くならないようなニュースの部分だけ切り取ってますが、大体は嫌なニュースが1個くらいはあると思います(^◇^;)
Twitterにおける検索はGoogle検索よりもはるかに精度が高いと思います。
精度が高いというのは別にSEOが云々みたいなことではなくて、目に見える形の情報が出てきやすいという事です。
例えば、「このゲーム欲しいな~」と思った時に、わざわざ案件としてお金もらって記事書いてるとわかってるブログを見に行かないですよね?
お金もらってんだから悪いことを言うわけがない。
(例外は「もう仕事もらえなくても良いので思ったこと全部言います^_^」というクレイジーな人。企業からは嫌われますが、ユーザーからは好かれます。そして実はユーザーに好かれれば生きていけるんですよね……。こういうタイプの人って今後も増えていくんでしょうかね?
いつか正直者の時代になって欲しいなぁ)
ではどうするかというと、YouTubeで実際のプレイ動画 実況動画を見たり、SNSで感想を見たりする訳です。
この利点は果てしなく大きいので、これを全部やめるのはもったいないです。
しかしながら、検索機能を多用していると、そのうち気分が悪くなるようなツイートに出会う事は必至です。
検索機能を封印するか、覚悟を持った上で検索するか、二つに一つではないでしょうか。
最後に
今回はこんな記事を気分の悪い記事を書いてしまいました。
すみません。
僕もこういう記事は嫌いです。
今後は、よほどのことがない限り書かないと思います。
基本的にこのブログでは時流に乗っかって記事を書く!みたいな事はしたくありません。
まぁ、当然ですけどね……
トレンドブログじゃないんですし。
自分の興味のある分野に関する雑記を書いていきたいと思います。
読んでいる間は忙しないTLから解放されて、本来の自分に戻れるような、そんな記事を書いていきたいです。