ワクチン接種の副反応で中学の頃を思い出した

外に出られなくて憂鬱な表情の女性の写真

今回は実験としてエッセイっぽいイメージの記事を書いてみようと思います。

ワクチン、打ちました

先日、ワクチンの2回目接種が終わりました。

世間ではまだ打てていない人(特に若年層)が多いように見受けられるので、ラッキーだったなと感じます。

まあ、半年で抗体が減ってしまうらしいのでラッキーじゃないかも知れないんですが……。

一回目は副反応もなかったのですが、二回目ではしっかりと出ました。

  • 微熱(37℃~38℃を推移)
  • 頭痛
  • ふらつき
  • 腕が痛い(筋肉痛みたいな感じ)←これはわざわざ書くまでもないが

全体的に、風邪の治りかけみたいな感じです。

打ったその日はなんともなかったのですが、翌日から来ました。

やはり打った翌日は休みにしておくのが良さげですね。

それにしてもこういう症状で寝込むのって久しぶりなので、若干しんどかったです。

が、コロナにかかったらこの何倍も辛いんだなぁと思うとそれも仕方なしと受け入れられました。

中学の頃を思い出した

寝ていたときに思い出したのは、もっぱら中学時代のことでした。

中学2年生かな? の夏だったと思います。

まだ夏休みに入る前で、そこまで暑くなかったような……。

とにかく、そういう夏の日に、僕は寝室で寝転んでいました。

学校に行く時間に起き、学校のジャージ(体育があったので)に着替え、それでなぜ寝てたのかは覚えてませんが、とにかく横になってました。

体を横向きに寝ながら、録画してあったガルパン第1話とあの花第1話を観た記憶があります。

(当時は寝室にテレビがあったので)

今思うと「あの時間ほど幸せな時間はこの世にないんじゃないか」と感じます。

かつての自分がどう感じていたかは覚えていません。

ですが、少なくとも当時の僕も、「楽しいなあ」くらいは思っていたはずです。

子供にとって学校は、1日の大半を占める存在です。

朝から午後まで授業があり、それが終わったら部活動がある。

部活動がなくても塾があったりして、実は一日の占有時間は余り変わらない。

(勉強するという点において、塾は学校みたいなモンなので)

しかし、この日は学校に行かず、寝そべってアニメを見ていました。

学校に行かなくて良い。

それはつまり「失われるはずだった1日の大半」を取り戻すことに他ならないのです。

そんなの楽しいに決まってる。

今日は何をしようか。

昨日できなかったことでも、明日できないようなことでも、今日ならできる。

学校がないから時間にはだいぶ余裕がある。

塾には行かなきゃならないにしても、少なくとも午前は丸々空いている。

録画してあるアニメを一気に全部見るのも良いし、ゲームをやるのも良い。

まだお昼前なのに弁当を食べてもいいし、なんなら冷蔵庫からアイス……は切れてたのでヨーグルトとか食べちゃっても良い。

すべて自分で決めて良い。

何でもできる。何でもできる気がするという万能感。多幸感。

当時はまだまだガキンチョで、世の中の事なんて生まれて見えてませんでした。

だからこそ何の憂いもなく、何の恐れもなく、ただモニタを眺めながら伏していられた。

時は流れ今。

何もかもが移り変わりました。

中学生の僕は大学生になったし、同じ夏でも気温差は別の国レベルになったし、ガリレオガリレイは解散した。

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アナルぅーーーーー!!!!!!!!!

(下ネタではない)

無知な少年だった自分も、背丈が伸び幾分見える世界が広がりました。

それはそれでとても楽しい。

だけど、全ては変わったのだと実感します。

なぜなら……

あの日と同じようにベッドに寝転がっても、モニタを眺めても、

あの日と同じように幸せな気分を取り戻す事はできなかったから……

みたいな感じで書いても良かったのですが、さすがに読後感が寂しいので終わりません(^◇^;)

中学の頃、校長先生に「あの頃は良かった……とかいって中学生活を振り返る大人にはなるなよ!」と言われましたが、ガッツリなってますね。

ショックです。

あの頃が楽しかったのは事実だし、あの頃が恋しいのも事実です。

が、今は今で楽しいものです。

前述したとおり見える世界が広がりましたし。

世間一般から見れば、僕なんてまだまだ青二才のガキンチョ小童なワケですが、当時に比べればまだマシかなと感じます。

僕も20代になり、昔の友人や知り合いのSNS投稿を見てギョッとするようになりました。

ゾンビメイクで”姫”になってたり、金髪グラサンヤンキーになってたり、なんと子ども産まれてたり。

(子どもの頃は20余歳で結婚出産に違和感を覚えませんでしたが、いざ自分がそういう歳になると余りの非現実感にビビります)

そうやって環境が変化しているにもかかわらず、ずっと昔からつるむ相手が同じだったり、喋る話題が同じだったりと、中身が全然変わってねえなという人がチラホラ見受けられます。

「成長し続けろ!!」とか「勝て!! 勝てないなら死ね!!」みたいな、むやみな向上至上主義、勝利至上主義はどうかとは思います。

が、それでもやはり、生きている以上は成長し続けていきたいと願ってやみません。

かつて共に過ごした人たちを見て、かなり危機感を抱きました。

結局、読後感はアレな感じになっちゃいましたね(^◇^;)