プリマジは面白いのか? プリリズ、プリパラと比較検討#1/2「AD、プリパラについての考察」

AD プリパラ プリマジ 比較

この記事の趣旨「プリマジは面白いのか? を過去作と比較して検証していく」

こんにちは。なめです。

突然ですが、正直、プリマジが面白いのかわかりません。

つまらないとは思わないのですが、それがなぜなのか分からない。

そして、逆にどういうのが面白いのかも分かりません。

なので少しでも真相に近づくため、今回はプリマジ第1話を過去作の第1話と比較して検討してみたいと思います。

お詫び

軽い気持ちで始めた当企画でしたが予想に反してかなり手間のかかるテーマでした。

このままではいつまで経っても記事に出来ない&一記事が長すぎるという状態になります。

なので、このテーマは複数の記事に分割することにしました。

今回の記事でプリマジは出てきません。

すみません。

(次回が書き上がりましたので、この記事を読み終わった方は続けてお読みください。当記事の末尾にリンクを張っておきます)

目次

検証方法

AD

感想&考察

プリパラ

感想&考察

検証方法

まずは事実を並べる

比較するための手段として、今回はミニッツライナーを採用したいと思います。

ミニッツライナーとは、Minute……すなわち「分単位で作品を分割して記述する」という方法です。

シナリオライターの修行でよくやられる手法です。

今回は個人的に「文句なしに面白い」と思える第1話の1つであるオーロラドリーム(AD)第1話。

そして、プリティシリーズを語るのであれば外すことのできないプリパラ第1話を分解していきます。

次回以降、ここで出した要素をプリマジと比較して検討したいと思います。

※なお、記述方式は

〇〇分まで 起きている事象

というスタイルでいきます。

例)1分 焼き肉 ←再生時間1:00まで焼き肉している

ほんとは表を作成したかったのですが、慣れない手では果てしなく時間がかかるので(^◇^;)

プリティーリズム・オーロラドリーム_1
プリティーリズム・オーロラドリーム | アニメ動画見放題 | dアニメストア (dmkt-sp.jp)

〜1分 アバンタイトル(「少女は華やぐ」というアレ)

2分 オープニング

3分 神崎そなたのショー あいらがテレビを消してつける

4分 プリズムショーの説明 妹にせがまれてジャンプするも失敗

5分 みおん様の説明

6分 あいら父が登場しケーキの材料を買ってくるよう頼む。プリズムショーを見ていると知り焦る。あいらに服を着せる。

7分 あいら母が登場し、父をしばく。服を切り裁縫する(プリティーリメイク)。あいらを送り出す。

8分 買い物が終わったので服を見て回るあいら。店先のコーデを勝手に変えて店員に小言をもらう。謎の男(ジュン)がそれを見ている。

9分 プリズムストーンでコーデを見る。やってみたいなぁと呟きジャンプの真似事をする。走ってくる謎の少女(りずむ)とぶつかりそうになるが、少女もジャンプし、図らずもダブルジャンプに。

10分 その様子を見ていた謎の男が「スタァ……!」とつぶやく。転ぶあいらと着地する正直。少女は謝罪とともに走り去る。謎の男が声を掛ける「一緒に来てくれ」

アイキャッチ CM

11分 男性アイドル3人組のショー。「次はいよいよ高峰みおんです!」というアナウンス。

みおんの名を聞いて反応するあいら。

裏方でバタつくスタッフ陣。

社長は「ジュンは? まだ戻ってこないの?」と問う。直後、謎の男到着。

すかさず「みおんは?」と尋ねる社長。

男は無言であいらを指し示す。

12分 「あなたは?」「春音あいらです……」社長はジュンを問いただす。すると「君が出ろ」とあいらに告げるジュン。戸惑うあいらと社長。客席ではみおんが出てこないことに「おい出てこないぞ!」と騒ぎ始める。

謎の少女登場。

13分 謎の少女「天宮りずむです」と言う。

プリズムショーはやったことがないと主張するあいら。

それに対してりずむは「大丈夫。私もやったことないから」と応じる。メガネの女性「ようこそ、プリズムショーの世界へ」(めが姉の説明一切なし)

14分 「プリズムストーンをもらえるかな?」「は、はい」初変身。「がっ飛んでいこうよ!」とりずむ。「やっぱりやるの?(苦笑)」とあいら。

15分 ステージに出るもすぐに転ぶあいら。すでに諦めのあいらだが、りずむは完璧にパフォーマンスをする。が、一度目のジャンプで何かに気づくりずむ。

16分 「このままじゃまずいぞ」とアイドルの1人(ヒビキ)が言う。

「期待はずれね」と社長が指摘する。

そのまま「プリズムジャンプをしなくては客は満足しない」と続ける。

17分 ジュンが「もう1人いることをお忘れなく」と告げる。

そして「服の声を聞け!」と叫ぶ。

それを聞いて服がかわいそうと思い、立ち上がるあいら。

18分 「聞こえる! 服の声が!」調子づくあいら。ジュンが叫ぶ「とべ! あいら!」

フレッシュフルーツバスケット

19分 観客沸く。あいら止まれずにショウに激突。赤くなるあいら。

社長「春音あいら……使えそうね」と。

ジュン「りずむもですよ」と返す。

少し険しい顔のりずむのアップ

感想&考察

改めて見て、やはり良いアニメだなと感じました。

導入の仕方も自然ですし、視聴者の興味を引く動的シーン(神崎そなたのオーロラライジング)から入ってますし、基本を忠実にやっています。

とかまあそういう技術論的な事は言っても仕方ないのでこれ以上は触れませんが……(確実に制作陣の方が僕なんかよりはるかに詳しいので)。

内容について語ると、この手のいわゆるアイドルモノとしてはオーソドックスな展開と言えるでしょう。

本人にやる気はない、あるいは自信がなくて、一歩踏み込めない。

それが外部からの介入によって踏み出し、新しい世界を切り開く。

このスタイルは今のところ、シリーズを通してほぼ全てに共通しています。

(違うのはDMFとキンプリくらいでしょうか)

なので特段、言いたいことがあるわけでは無いのですが……

他作品とは大幅に違う部分がいくつかあります。

そのひとつは、「終始あいらに自主性がないこと」です。

彼女はプリズムショーのステージに立ち、ジャンプを跳んだわけですが……

そこに至るまでの過程においてあいらは状況に流されているだけです。

「他の作品だってそうだろ」という指摘を受けるかもしれません。

それについては、僕の方からも反論はありません。

とはいえ、やはりここまで自主性がないのは珍しいと言えます。

後述しますが、似たような展開(本人の否応なしにステージに立たされる)のプリパラと比較すればわかりやすいと思います。

プリパラは、プリパラに対してあこがれを抱きつつも「自分にはムリだ」と思うことであきらめをつけようとしている少女らぁらが主人公でした。

一方でADのあいらは「そもそもプリズムショーって何?」というレベルなのです。

つまり「プリズムショー自体に興味がない状態」からスタートしているのです。

これは、全話を通して視聴した後に見ると、とても示唆的な設定に思えます。

それはつまり「あいらはファッション自体に興味があるのであり、プリズムショーはその下位カテゴリでしかない」という認識を言外に示しているように思えてなりません。

そう考えると実は他にもその兆候は見られます。

プリズムショーのことを知らなかったのに、高峰みおんのことは知っていた(服の着こなしが素晴らしいから)。

母親のプリティーリメイクに「さっすがママ!」と感動していた。(服に対して興味があるなら、自分の望むような服を生み出せる能力にあこがれを抱いても不思議ではない)

ウィンドウショッピング中も、服に対する固執の方が強く表れている。

そして事実、AD、DMFを経て、あいらはデザイナーとしての道を選ぶ事になります。

(その時の萌芽が初期の段階ですでにあったということでしょう)

「主人公にとって、プリズムショーがプライオリティの第一位ではない」という設定は中々に歪です。

この歪な設定を通して作品が伝えているメッセージとは何なのでしょうか。

僕はそれを「プレイヤーになる以外の生き方の提示」なのではないかと考えます。

すなわち、ショーをする以外にも楽しみ方はいくらでもある。

ひとつの道に固執せずとも、自分が望む道を探せば、それは必ず存在する……そういうこのなのではないでしょうか。

考えすぎかも知れません。

しかし、プリティーシリーズを生み出した制作陣なら、そこまで考えていても不思議ではない。

そんな風に思わせる凄みもあります。

ましてやADは子ども向けの作品です。

これから長い人生を生きていく子ども達にこそ伝えたいモノが「自分の道を探して見つけること」であるというのは実に腑に落ちる話ではないでしょうか。

この解釈があっていようとあっていまいと、とりあえず僕はそう感じました。

……という程度のことでした。

では次にプリパラを分解していきましょう。

プリパラ

プリパラ_1
プリパラ #1 | dアニメストア (dmkt-sp.jp)

〜1分 ライブシーン。「3年前のだね」とのん。らぁらがはしゃぐ。お母さんに叱られる。親子で大声だと罵り合う(ギャグシーン)

「セインツみたいなことは私にはとてもムリだけどね」とこぼすらぁら。登校。

2分 プリチケが届く少女たち

3分 オープニング

4分 なおと会うらぁら。なおに「声大きいね」と指摘される。セインツの話題で盛り上がる2人。「プリパラとは……うんぬん」

「北条そふぃだ……」ざわつく一般生徒。

らぁらとなおも同様に沸く。

5分 実はね,とプリチケを取り出すなお。

「でも大丈夫かな?」

「これからプリチケ検査をはじめます」

朝礼

「小学部はプリパラが禁止!」

「全てのプリチケを小学部校長、この大神田グローリアが没収……ぁ没収致します!」

6分 鼻を鳴らしてニオイを探る校長。プリチケを発見しては掃除機で吸い上げる校長。なおも吸われる。

7分 「せっかくプリチケ届いたのに〜」

渡り廊下を歩くらぁらとなお。なおはアイドルになりたい、らぁらは自分には無理と思っている、と心情を吐露。リコーダーを忘れたことに気づき、教室に走るらぁら。

「そこの生徒。止まりなさい」風紀委員長に声をかけられる。

8分 「またあなたね」と委員長。

言い訳をするらぁら。

問答無用で違反チケットを貼られる。

廊下は廊下‼︎

疲労困憊で帰宅。

お客の注文を取り、母に伝える。

母からトマトのバッグを手渡され、トマトを買ってくるよう頼まれる。

しぶしぶ「かしこま」と応じる。

9分 母に「かしこまじゃなくてかしこまりましたでしょ」と注意される。

買い物に出ると道端にプリチケバッグが。

中にはみれぃというアイドルのチケット。

「みれいさんいませんか〜」と周囲に呼びかけるも反応なし。

プリパラに行ったのかもしれないと思い立ち、プリパラへ。

10分 めがねの女性が「みれぃならそこのゲートからプリパラに入った」と証言。

そのまま手を引かれて焦るらぁら。

プリチケが届いていないと主張した瞬間に、プリチケが届いていたことに気づく。

「でも校則が……」と及び腰のらぁら。

11分 「大事なオーディションがある」と言っていたと語る女性。

自分が届けないとみれいさんが困るかも……と考えるらぁら。

「すみませ〜ん。向こうのドレス見たいんですけど〜」と別の客がやってくる。

瞬間的に「私届けます」と宣言するらぁら。

コーデを見繕ってもらうことに。

「ラブリーが似合いそうね。Twinkle Ribbon が良いわ」と女性。

プリパラのゲートに案内される。

12分 変身。

「服もすごいおしゃれ! 髪も! スタイルも良くなったみたい!」

しれっとめが姉が絡んでくるが、現実世界のとは別人との事「よく似てるって言われるんですよ〜」

13分 「ここがプリパラ……」 CM

みれぃを探すらぁら。

サングラスをかけたマスコットと言い争いをしている少女。

マスコットはクマというらしい。

少女の姿はまさしくプリチケのみれいそのもの。

クマがサングラスを外す。

14分 クマがナンパでアイドルを探そうとする。らぁらの持っていたプリチケバッグがぶつかる。

15分 みれいが現れ無事にバッグを渡す。が、みれぃは2人用のオーディションにエントリーしてしまったので一緒に出て欲しいと頼まれる。

ダンスもした事ないし……など色々と理由を並べ立てるらぁら。

それに対してみれぃは「プリパラは好きぷり?」と尋ねる。

らぁらが「うん」と答えると「なら大丈夫っぷり!」

16分 バックヤードへ。緊張して「やっぱりムリ」と逃げ出そうとするらぁら。みれぃはそれを止めてセインツの歌は知っているかと問う。

試しに歌うように促され、か細い声で歌う。

声が小さいことを指摘されると、らぁらは黙ってしまう。内声にて、「声が大きい」と周りに言われるから歌うときは小さな声で歌うようにしていることを明かす。

17分 みれぃはらぁらのほっぺたを掴む。

「ほぐれたぷり? みんなはアイドルの歌を持ってるぷり。世界中に届くように歌うっぷり。ここでは全ての女の子にそれが許されているぷり!」

18分 「全ての女の子に……許されてる……」

マイクを手に取り、ステージへと立つ2人。

戸惑うらぁらだったが、前奏が終わる頃には覚悟を決め、全力でパフォーマンスする。

19分 圧倒される観客。クマがつぶやく「まさかこれは……」

謎の少女(ファルル)がつぶやく「プリズムボイス」

メイキングドラマ レッツゴープリパラ

20分 サイリウムチェンジ

大盛況でライブ終了。

コーデ排出からの「トモチケパキっておるぷり」

21分 「また一緒にステージやろうねぷり」

「トモダチ……」

クマがバッグと携帯電話みたいなヤツをくれる。

が、大神田校長の顔が浮かび、急いで家に帰るらぁら。

走り去るらぁらを見送って、「計算通り」とほくそ笑むみれぃ。

実はバッグを落としたのはみれぃの作戦だった。

22分

クマに「キャラ忘れてるクマ」と指摘され、咄嗟に元に戻るみれぃ。

「しかし、らぁらは予想以上だクマ……。プリズムボイス……聞き間違いじゃないクマ……?」

「やっちゃった〜校則違反〜おこられる〜!」

ダンシンダンシンマイソンッ!(エンディング)

感想&考察

ギャグを得意とする森脇監督の持ち味が遺憾なく発揮された第1話。

特別なフックとなる展開があるワケではありません。

が、それでも見た者を引きつけて放さないのは一種の魔法とすら思えます。

マナマナ!!!!!!

らぁらの立ち位置については先ほども書きましたが、「プリパラに憧れながらも、自分にはムリだと言い聞かせている少女」という設定づけがなされています。

そんな状況を打開するのは、やはり外部からの介入。

何かの袋小路にハマっている場合、当人だけで抜け出すのは非常に困難です。

そこに「みれぃ」という外部の手が差し込まれることによって、らぁらは一歩を踏み出すチャンスを得ます。

しかし、ADの最後まで流されてたどり着いた答えとは異なった描かれ方をしています。

それが最も現れているのはライブシーンでしょう。

このシーンはステージに上がり、会場の熱気でらぁらが狼狽する展開があります。

ADの初プリズムショーと重なるシーンですが、このときのらぁらはあいらと違い、早々に迷いを断ち切っています。

この要因はらぁらがすでに「細かい意志決定を自分で行ってきた」という前提があるからだと考えています。

らぁらはあいらと違い、完全に周りに流され続けたわけではありません。

バッグを拾ってプリズムストーンに届けに行ったのも、プリパラにゲートインしたのも、ステージに上がったのも……

何度も決心が揺らいだとはいえ、選んだのはらぁら自身の意志決定です。

1人ではおぼつかない足取りで、みれぃやめが姉の手を借りたからこそ、選ぶことが出来た道でした。

しかしそれでも、やはり最初に選んだのはらぁら自身なのです。

AD第1話が「周りに流されつつも道を模索する物語」であるならば

プリパラ第1話は「自分で選んだ道を誰かに肯定してもらって前に進む物語」であると言えるのではないでしょうか。

では、プリマジはどうなのか?

それについては……次回でたっぷり語っていきたいと思います(まだ書き上がっていない)

あとはサクッと行きましょう。

個人的にプリパラで「おっ」と思ったのは、この作品の全体的な雰囲気です。

この作品、全然悲観的じゃないんですよね。

例えば、らぁらがセインツのライブを観たときも「ま、私にはムリだけどね」と非常に軽い反応を示しています。

「どうせ私には無理なんだ……」のような重みのある反応ではありません。

さらに、顕著なのが、なおがプリチケを没収されるシーン。

「えぁ~~」みたいなこと言いながら涙を流していますが……

これはあくまでも「悲しい」というのを軽いトーンで表現するためのアニメチック(というかマンガチック)な記号的表現の一種です。

なので、心底悲しいというのも違います。

事実、没収直後の渡り廊下での会話では、特に落ち込んでいる様子もありませんでした。

「あ~あ取られちゃったな~」くらいの感覚。

「早く中学生になりたいな~」みたいな(これは別のとこのセリフですが)

これによって何が起きているのか考えましたが、一番大きいのは逆差別的(あるいは自己憐憫的な)ナルシシズムが排除されている点だと思います。

例えばなおのセリフが「取られちゃったな~」みたいな軽いモノではなく「取られてしまった……」みたいなモノだった場合、違った形相を呈してきます。

視聴者もなおに感情移入することで「プリチケ没収された”私”かわいそう……」という(言い方は汚なくて恐縮ですが)一種の自己憐憫に浸れるのです。

それは、なおにとっても「プリチケを取られた」という不遇な立場にある事実を受け入れるための儀式として機能します。

が、プリパラではそれをよしとしていません。

思うに、これはプリパラがある種のユートピア的な世界を描いているからではないかと思います。

プリパラという作品世界においては、まず現実世界があり、現実世界に内包される形でプリパラという遊園地(キッザニア)的な施設が存在しています。

プリパラは何もかもがキレイで、どんな女の子も望んだ自分像(少なくとも外見は)を獲得出来ます。

悪い大人もいないし、怖いことや危ないこともないし、あと多分 誹謗中傷もないでしょう。

そういう明らかなユートピアとしてのプリパラが存在する世界なワケですが、そのプリパラを取り囲む世界自体も実はユートピアなのではないか? とも思わせます。

人々の心は強く、本当に悪い大人も作中には存在しない。

そんな世界もひとつのユートピアに見えてしまう。

という事は、プリパラという作品自体がひとつのユートピアなのでは?

であるならば、プリパラという作品自体を内包している我々のこの世界こそがプリパラの外側の世界であり、プリパラと接続することによってユートピア化する……

すなわち、プリパラという作品は、「視聴者も作品の一部として取り込むメタ構造を持った作品」だったのだ!

……みたいなのはどう考えても考えすぎです。

まあ普通に考えて、「自己憐憫に浸るくらいなら前へ進め」というエールであるとか。

あとは単純に対象年齢を引き下げるための施策として、シリアスを避けようとしたとかではないでしょうか。

それくらいが妥当な所かと思います。

無論、シリアスを完全に撤廃しているワケではないです。

が、プリティーリズムの頃のようなシリアスとは質が違ってきているのも事実。

切り口はマイルドになりつつも、その切れ味は衰えていません。

そういう部分もプリパラが多くの人に愛される作品になった理由のひとつかも知れません。

(プリパラの次作であるプリチャンにほとんどシリアスが入り込む余地がなかったのは「シリアスを完全に除いた状態でドラマを作れるか」という挑戦だったようにも思えてきます)

では、それに対してプリマジはどうなのでしょうか。

その答えは……近日明らかになるでしょう。

待て次回

鋭意執筆中です。しばらくお待ちください。

書き上がりました。

コチラも合わせてお楽しみください。

関連記事

↑プリマジの考察

↑プリパラの考察

記事が仕上がるまで、過去記事をお楽しみいただけると幸いです。

では。