第5話「みてみて!かわいい×2みるきだお(は~と)」 考察 甘瓜みるきは神である。
誤解されるかもしれないのであらかじめ断っておきますが……
みるきたんマジ神! みたいな内容ではないです。
みるきはプリマジという作品内において、「神」と呼ばれるポジションに最も近い存在なのではないか? というのが当記事での内容になります。
(神アイドルの神とも違うし、ジュリィやジャニスなどの女神とも違う)
キーワードになるのは、みるきが口にした「世界」という単語です。
ぜひ、これを念頭に置いた上でお楽しみください。
・
こんにちは。なめです。
プリマジもついに5話。
この連載記事も5回目になります。
こんなことをあと46回続けなきゃいけないのかと思うと早くも心が折れそうですが、
まあそれは実際に心が折れたとき報告することになると思います。
では早速今回の内容に入ります。
目次
今回のあらまし
みるきの正体
1,第4の壁
2,世界を見るもの
3,世界で1番可愛い
最終兵器みるき
今回のあらまし
ひな先輩の弟子になったまつり。
ひな先輩の付き添いで、読者モデルの撮影に立ち会う。
当初は弟子としてパシリをしながら見学するつもりだったが、モデルの一人が欠席してしまったため、まつりも撮影に参加することに。
ドタバタしつつもなんだかんだで結果を出すまつりだが、みるきはそれが面白くないのであった。
みたいな感じでした。
みるきの正体
結論から言いましょう。
(というかもう冒頭で言ってますが)
みるきは「神」です。
神とは何か?
人によって様々な解釈があると思います。
古代のほんとにいたかすら怪しい偉大な神々を連想する人、スマホアプリゲームのキャラクターを連想する人、はたまたアイドルとかアニメキャラとかYouTuberとかを連想する人など、様々でしょう。
この記事における神の定義は、そのどれとも違います。
この記事における神は「周りの人間よりも上位の次元にいる存在」です。
今回のエピソードを見て、みるきは他のキャラクターよりも高い次元にいると判断できました。
その判断に至った経緯を以下に書いていこうと思います。
1,第4の壁
今回気になったのは度重なるメタ発言です。
メタの辞書的な意味は、Weblioによればこうです。
メタとは、メタの意味
メタとは、ある事象に対する異なる次元からの観点という意味である。例えば、「マイケルはアメリカ人である」という観点に対し、「マイケルはカタカナである」という観点は、「マイケル」に対する異なる次元の観点であり、メタである。メタは、特に高次の次元からの観点を指すことが多く、例えば映画の登場人物が、劇中の存在であることを離れ、作者や観客について発言することをメタ発言という。英語では meta と表記し、ギリシャ語に由来する。meta は何の略でもなく接頭辞である。
(https://www.google.co.jp/amp/s/www.weblio.jp/content/amp/%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25BF )より
わかりやすく言えば、マンガなどのキャラクターが死んだ直後に「でもマンガだから生き返るんだぜ〜!」と言いながら蘇る、みたいな展開がメタに相当します。
このキャラクターは「自分がマンガの中の存在であることを理解している」ということになりますからね。
このような、「作中世界の人間としての意識を飛び越えた思考をしているキャラクター」と「そのキャラクターの言動」を広義の意味でのメタと捉え、用いていきます。
みるきは何度かメタ的な発言を繰り返しています。
主な箇所はふたつです。
ひとつは、「主人公補正かかってるお」です。
素人ながら才能を見出され、撮影に誘われたまつりに対し内声としてかけた言葉です。
主人公補正がかかってるおと指摘すると言う事は、彼女が主人公であると言うことを認識していると言うことになります。
もちろん、主人公補正という言葉は日常会話になって久しいです。
なので、我々も普通に使います。
そういった面から考えて、解釈によっては「これはメタ発言ではない」と言えます。
実際,自分としても彼女が本気で発言したとは考えにくいと思っています。
なんとなしに言った「主人公補正だお」という言葉が結果的にメタ発言になってしまった……というのが妥当なところではないでしょうか。
とはいえ偶然は偶然でも言ったことに変わりはありません。
(というかアニメ自体が監督と脚本家にコントロールされたものなので、このセリフが台本に書かれている時点で言い逃れのしようはないと思いますが)
これに加えて、別のメタ的要素があります。
例えば、まつりに対してアドバイスを行うシーンの直前なんかがそうです。
「リラックスリラックス〜」と言ってまつりに話しかけてくるのですが、このシーンはプリパラのレオナを彷彿とさせます。
他にもステージ前にパクト(プリパラ)を見る、
そもそもマスコットがクマのぬいぐるみ≒ベアチ/アンディ(AD)などなど、過去作を思い起こさせるオマージュ要素が多々見受けられました。
これらの点を踏まえると、みるきは「作中で最も第4の壁に近い存在である」と言えるのではないでしょうか。
第4の壁とは、演者と観客を隔てる見えない壁のことです。
元々劇用語で、舞台俳優はまるで観客がいないように演じるのでこの言葉が生まれたそうです。
第4の壁とは作中世界と作中世界の外側を隔てる皮膜であり、みるきはそこに最も近い存在であるからこそ、作品世界全体を見回す機能があるのではないでしょうか。
(もちろん作中にそういう描写は絶対に出てこないと思いますし、公式な設定とかでもないですし、能力とかそういうことでもないです)
2,世界を見るもの
1を踏まえた上で見た時に、みるきの言動に引っかかるものを覚えます。
みるきはライブ前に
「みるきは何を見てる? 世界〜」
「世界で一番可愛いのはみるきだお」
という発言を半ば自己暗示的にしています。
本来「世界で一番可愛い」というのは、ただの高飛車キャラの戯言として片付けられるのですが……
少し違和感を覚えます。
世界?
みるきにとっての世界ってなんだ?
「みるきは何を見てる? 世界〜」
という言動からしてみるきか見ているものこそが世界であると伺えます。
では、彼女が見ているものとはなんなのか?
もうお分かりでしょう。
彼女は第四の壁に最も近い存在でした。
ならば、彼女が見ているのは当然、作品全体です。
プリマジという作品世界全体に対して、みるきが一番可愛いという宣言を行っていたのです。
が、個人的にはそれだけにとどまらないのではないかと考えています。
3,世界で1番可愛い
これまでで語ったように、みるきは作品世界全体を見渡して物を言っています。
この作品世界全体が、もしプリマジだけではないとしたらどうでしょう?
彼女のいう世界が、プリティーシリーズ全体を内包した物であるとするならば、その意味は大きく違ってきます。
「みるきが世界で一番」ということは、
「みるきがプリティーシリーズ全体で一番」と言い換えられることになります。
過去作オマージュがやけに多いのも、この根拠の一つになり得るでしょう。
つまり、みるきはプリマジ世界のトップではなく、プリティーシリーズ全体におけるトップが自分であると主張しているのではないでしょうか。
最終兵器みるき
ひょっとすると、みるきは公式側が出した答えの一つなのかもしれません。
個人的にプリマジという作品の核は「チュッピはこういうのが好きなんだろ?」にあると思っています。
すなわち、チュッピ(視聴者)が好きそうな要素をぶち込んだキャラクターが甘瓜みるきであると。
たしかにみるきは可愛いですし、裏表のギャップがある。
それでいて,今のところ男のニオイもしないので、世の女児(本来的な意味ではない)からは大人気です。
多分。
つまり、これは公式からのギフトであり、回答でもあるのです。
お前らが好きなのはこれだろ?と。
あらゆるキャラクター投票に対して、圧倒的な力を持つデウスエクスマキナとして投入されたのがみるきである。
そう考えると、ちょっと面白いなと感じます。
そういうわけで、この記事の結論は「甘瓜みるきは神である」となります。
今後の人気投票で上位に食い込むのは間違いないのではないかと思われるキャラクター。
画面に映るたびに虜になってしまいそうです。
これからも甘瓜みるきの活躍から目が離せません。
追伸
ちなみに筆者はプリマジではひな先輩が一番好きです。
みるきちゃんも好きですがそれ以上にひな先輩が好きです。
プリティーシリーズ全体だったら多分東堂シオンが好きです。
でも、ゾウさんは
も〜っとすきです^_^
では。
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