近況報告

お久しぶりです。

なめです。

今回は近況報告を書いていこうと思います。

普段のようなキチッとした記事ではないので、ほとんどの方には興味のない話になると思います。

すみません。

私、この度無事に大学を卒業できる運びとなりました。

ありがとうございます。

口頭試問(≒研究内容を発表する会)でちょっとミスったか……?とヒヤヒヤする場面もありましたが、私以上にヤバい人や、そもそもお話にならないようなクオリティで持ってきてる人もいたのでまぁ大丈夫かなんて思いつつ知らせを待っていました。

で、ようやく卒業できることが確定しました。

本気で大学を辞めようと思ったこともありました。

除籍狙いで1日も登校しなかったタームもありましたし。

しかし、そんな私でもここまで来ることができるとは。

家族とご指導いただいた教員の皆様に心からの感謝を。

やったやった!

やったー☆

……とは素直に喜べない状況です。

なにぶん、4月から行くところがないのですよね。私。

というのも、私は就職活動の類を全て拒否していた過去がありまして。

理由は色々とあります。

働くのが嫌だったとか、就職課の人とモメて自暴自棄になったとか、働くのが嫌だったとか、通勤電車で揺られるだけで死ぬまで生きたくないとか、働くのが嫌だったとか。

しかし、一番大きいのは中学生の頃の夢です。

私は中学生の頃から「親戚のおじさん」に憧れていました。

彼はいつも楽しそうで、自由気ままに生きていました。

他人の視線も気にせず、自分のしたいことをし、生きたいように生きる。

そんな姿を見ているうち、僕は「ああ、こんな生き方もあるんだ」と感じました。

そして次第に、私も彼のような生き方に心惹かれていったのです。

そう。

私が憧れていたのはニート

自宅警備員です。

大学2年生3年生くらいまでは、卒業したらニートになる気満々でした。

実家暮らしで。

まぁそうは言っても、私も1年留年した身です。

流石にこれ以上家族に迷惑をかけるのも忍びないので、最低限のアルバイトをして存分にモラトリアムをしゃぶりつくそうと考えていました。

しかし、コロナで少し状況が変わりました。

授業が全てオンラインになり、登下校の必要がなくなったのです。

しかも、モノによってはアーカイブを見て課題をやればいい形式なのでリアルタイムで受ける必要すらありませんでした。

このおかげで、私は存分に擬似ニート的な生活を体験する機会を得たのです。

そして、そこで気づいたことがあります。

それは、ニートというのは実は辛いのだということです。

昔2ちゃんのスレで、ニートってどんな感じ?みたいなスレがありました。

それにとあるニートはこう答えました。

「夏休みの最終日が毎日続くみたいな感じ」と。

いわく、宿題をやらないといけないという焦燥感はあってそれなりの絶望もしている。

だけどまだ夏休みだから何もしなくてもそれほど問題はない。それでも何かしないとと思ってはいる。でも実際何もできてない……みたいな感じでした。

この気持ちが今ならとても良くわかります。

自分の周りはどんどん変化していって、自分だけが取り残されているという危機感を感じます。

友達はみんな社会人になりましたし、結婚とか出産を経験した者までいる始末。

かつての後輩たちも就職とか気にする年齢になりましたし。

就職……。

この単語が耳に入るだけで気まずい気持ちになります。

自由で楽しそうに見えたおじさんも、きっとこんな気持ちで生活していたのでしょう。

いや、まさか本当に自分がニートになるとは思ってませんでした。

中学生の頃はネタとして「将来の夢はニートっすw」として言っていたのがまさか現実になるとは……夢は口に出せば叶う! 本当だね。

この話を全国の小学生に聞かせてあげたい。

自己弁護してもしょうがないとは思いますが、自分も無策で居たからこうなったわけではありません。

ただ、用意していた策があまりにも甘すぎたというだけのことです。

まぁ、当ブログに長くお付き合いいただいている方なら何となくお分かりかも知れませんが、その策というのがこのブログでした。

manabl〇gさんや某クロネコの家さんのようなトップブロガーの「君にもブログで稼げる!」みたいな言説に当てられて「うぉぉぉぉ!! 俺もブログやるぜ!! ブログで稼ぐぜ!!」と考えて始めたのがこのブログだったりします。

しかし、アクセスが伸びず収益も出ずで行き詰まりました。

普通に考えればそりゃそうかって感じではありますよね。

「君にもブログで稼げる!」って結局「ブログで稼げる(可能性があるかもよ)!」って意味であって成功を確約してるわけではない。

プロ野球選手になった人が「みんな野球やれよ! 野球いいぞ〜!」っていうようなもんで、たんなるポジショントークなんですよね。

しかしながら私は無知だったというのに加えて自分の力を過信していました。

なので「月2万くらい稼げるブログを作ろう……そして2万以内で生活しよう……」

などと思い、

「俺はブログで稼ぐんだから就職なんか必要ねーんだぜ!」

と驕り高ぶった結果が半ニート生活なのでした。

就活をしていなかったことを後悔しているか?と問われれば、実を言うとそんなに後悔はしていません。

多分事の重大さがまだ理解できてないんだと思います。

おそらく5年10年後に激しく後悔するのではないかなと。

今思うのは、もう少し冷静に慎重に考えれば良かったなということです。

そうすればまた違った何かがあったかも知れないですし。

なんというかな〜。

もう少しがめつく本気でブログをやってれば違ったんでしょうかね?

それともブログで稼ぐという考え方が合わなかったのか。

いや、多分合わなかったんでしょうね。

やはり自分が潤うために読者を就職エージェントに登録させるとか抵抗ありますし。

そうなると自分で何らかのサービスなり作品なりを作って、それを直接売る……っていう形を目指すべきだったのでしょうか。

一応このブログも作品と言えなくもないですが……金を取るレベルではないのは確かです。

結局このブログをやって何が残ったんだろう。

SEOの基礎知識とか、アフィリエイトの仕組みとか、あとはライティングの能力とかって事になるんですかね?

たしかにブログを始める前の自分と比べてライティングの能力が上がったのは間違いありません。

じゃあアレですね。

何かしらの記事をnoteなり同人誌なりで作って売るとか。

そういうのが良いのかも。

それか素直に就職先探して社員になるとか。

いや〜なるべく早く決断しないとなとは思うのですが、いまひとつ答えを出せずにいます。

それに、安易に就職なんかして今の空白を手放すのも何かなぁって感じですし。

空白の時間って可能性だと思うので、それをなくすのは惜しいと思ってしまいます。

とはいえ、可能性を可能性のままにとどめておく方が勿体無いのか?

だったらとりあえず暫定的にでも明確な何かとして確定させるべきなんでしょうかね?

う〜ん……よく分からないな〜……

なんて考えてるフリをしながらも、未だモラトリアムの中にいる。