【プリリズ】上葉みあの目に星が出るやつは何なのか【DMF】
【プリリズ】上葉みあの目に星が出るやつは何なのか【DMF】
こんにちは。
今回はタイトルの通り、ディアマイフューチャーの上葉みあちゃんに関する話題です。
ディアマイフューチャーは作画の問題だったり前作キャラの扱いだったりで色々と言われることがありますが、曲もストーリーも素晴らしいアニメだと思います。(1年アニメ特有の助長な感じはあるものの)
そんなディアマイフューチャーの主人公を見ていて、気になったことを考えていきます。
目次
- 上葉みあについて
- 瞳に映る星は何なのか
- きらめきフューチャースター
- プリズムショーの象徴としての星
- フロー状態
- まとめ
- 最後に
上葉みあについて
上葉みあは無名のスタァの卵でしたが、MAR’sのイベントに乱入したことで阿世知社長やジュンさんの目にとまり、プリズムメイツ所属の深山れいな・志々美かりん・大瑠璃あやみの3人と共に
Prizmmy☆として活動することになりました。
最初の頃、みあはジャンプの勢いをつけ過ぎて天井や壁に激突するなど、不安な面もありましたが徐々に実力をつけていき、最終的には仲間たちと共にグレイトフルシンフォニアを完成させます。
口癖は「いっちば〜ん!」と「喜怒哀ラック」で、特に前者は彼女の代名詞とも言えるほど頻繁に耳にするセリフです。
常識が通用しなかったり、予測不能な行動をしたり、とにかくトリッキーなキャラではありますが、個人的には好きなキャラクターの一人です。
瞳に映る星は何なのか
ここからが本題です。
彼女はショーをする際、時折目の中に星が現れることがあります。
ジュンさんはこれを「トゥインクルスタァ……」と称していましたが、劇中で詳しい説明はないまま過ぎてしまいました。
この星が何らかの能力なのではないか?と考えていたのですが、そういう描写は特になかったので、おそらく違うということでしょう。
ジュンさんのトゥインクルスタァ(スター?)も、この星のことではなく、みあ自体のことをそう呼称したのかもしれません。
きらめきフューチャースター
みあ固有のプリズムジャンプに「きらめきフューチャースター」というものがあります。
たしか未来へ向かう推進力で限界をぶち破るみたいなジャンプだったはずですが、ここで現れるぶち壊されるための壁というのが星の形をしています。
瞳に浮かぶ星と、固有ジャンプで出現する星。この一致は偶然なのでしょうか?
プリズムショーの象徴としての星
プリズムショーは心の飛躍。プリズムアクトはハートの革命でプリズムジャンプは心のきらめきな訳ですが、この場合、フューチャースターの星は何を意味しているのでしょう。
僕の中での見解は「プリズムショーの象徴」というか、彼女の中でのプリズムショーは星に見えているんじゃないのかなという感じです。
なぜそのような考えに至ったかといいますと、実にシンプルなのですが、みあの口癖は
「いっちば〜ん!」です。
一番という言葉から連想されるものはかけっこなり、テストの点数なり、だいたいの場合は競争です。
“誰か”が作った基準を、“誰か”が作ったルールに従って競い、そしてそれを“誰か”によって順位づけられる。それが競争であり、その体現としての姿が、プリズムショーの現実です。
しかし、「いちばん」という言葉から連想するものの中で、一見競争とは無縁に思えるものがあります。
それは、「一番星」です。
一番星は夕暮れを迎え徐々に闇に包まれていく空の中で、一番初めに目にすることになる星です。
それは季節によって、場所によって、さらに人の見方によっても変わる要素が含まれるので、誰もが一番星になりうる世界と考えることもできます。
みあはプリズムショーを夜空に見立て、そこに光る無数の星として、スタァたちを見、そのうちの一つとして自分も輝こうとしていた。
そして、それでもいつかは誰もがいちばんの世界から飛び出し、自分だけのいちばんを手に入れたいと願ったのではないでしょうか。
というのは脱線なのですが、ここで言いたかったのは、みあにとって「星=プリズムショー」なのではないか?ということです。
フロー状態
フロー状態とは、ミハイ・チクセントミハイという心理学者が提唱した人間の心理状態のことです。
フロー状態は、いわゆるゾーンとも近い概念で、突入した人は「自我の喪失を経験する」と言われています。
難しく聞こえますが、実は誰もがこの経験をしたことがあるはずなのです。
例えば、やりたかったゲームをやっと手に入れた時、読みたかった本をようやく手に入れた時、見たかった映像がようやく見つかった時。
このような時に、没頭し過ぎて「あれ?もうこんな時間か……」と思った経験はありませんか?
これがフロー状態です。
フロー状態に入ると、その行為以外のことはもちろん、自分自身がその行為をやっていると言うことすら自覚できなくなります。
つまり、集中力が極限まで高まり、「行為そのものと一体化した状態」になるということです。
フローに入るための条件
フロー状態に入るためには8個の条件があるとされており、それぞれ
- 明確な目的がある
- これに没頭してもいいと思える
- 自我がなくなるくらい没頭できる
- 時間を忘れるくらい夢中になれる
- 自分が試すと結果がすぐにわかる
- 難易度がちょっと難しいくらいのレベルか
- 自分の意思でコントロールできるか
- それに価値を見出しているか
とされており、これらを満たしていれば満たしているほどフローに入りやすくなります。
もし上で書いた通り、星=プリズムショーならば、文字通りみあはプリズムショーそのものになっている状態であると言えます。(安直ではありますが)
まとめ
きらめきフューチャースターの際に目に浮かぶ星は、みあがフロー状態に入り、プリズムショーと一体化していることを表している。(?)
そしてきらめきフューチャースターの際に星を破壊するのは、プリズムショーとの一体化よりもさらに上の次元の段階に行こうとしている。(?)
すみません、自分でもよくわからなくなってきました。
この辺りはもっとしっかり考えるべきですね……
最後に
僕は最近フロー状態に入る機会がなくなってきました。
単純に好きなことをする時間が減ったというのもありますが、いちばん問題なのは「ほぼ常にスマホを持ち歩いているが故に集中力が細切れになってしまっていること」だと思っています。
フロー状態に入るには自分の時間なりお金なりのリソースを集中させて没頭しなければならないので、これじゃ厳しいよな……というのは常々思います。
そのうちその改善のためにしていることも記事にしようかなと思います。
というわけでディアマイフューチャーのみあさんについて考えてきましたが、ディアマイフューチャー自体、Dear My Future 〜未来の自分へ〜やLife is Just a Miracle 〜生きているって素晴らしいなどをはじめとした素敵な曲に、阿世知金太郎を取り巻く人間関係や、Prizmmy☆の面々についての共感を呼ぶ展開などがあり、本当に素晴らしいアニメだなと思います。
プリティーリズムはどれも大好きなので順位はつけられませんが、少なくとも、このディアマイフューチャーが二位以下になることはないでしょう。
ディアマイフューチャーがいっちば〜ん!
まぁ他二作も好きなので一番も何もないんですけどね。三つとも同率一位です。
みんながいっちば〜ん!!!ということで、ひとつ。
参考文献
↑どうやら廉価版が出たみたいです。内容は同じだと思うので、読むだけなら安い方がおすすめです。