【メリット】孤独でいることについて【デメリット】
【メリット】孤独でいることについて【デメリット】
こんにちは。@kanamenamename です。
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今回の記事は孤独についてを書いていこうと思います。
書くことにした経緯は、昨日書いた記事にあります。
昨日書いた記事↓
この記事の③のあたりで書いたのですが、僕は遊戯王GXの覇王十代が好きです。
そんなお話をチラッとしてしまったがために、覇王十代が懐かしく思え、なんとなく動画を検索してしまいました。
それによって覇王十代の動画にたどり着き、もう覚えてもいないようなセリフを聞いてしまいました。
いわく「我は孤独を恐れない」とのことでした。
孤独、という言葉で連想することはいくつかあります。
それについて、少し前に大学生活を軸として語りましたが、今回はあの頃からどれくらい変わったのか?という比較も込めて今一度、書いていこうと思います。
目次
- 孤独の定義【不透明】
- メリット
- デメリット
- まとめ
- 最後に
孤独の定義【不透明】
そもそも孤独とは何か?という話になりますが、結論から言うと特にこれといったものはありません。
孤独というのに関する研究は昔からあるのですが、「どういう状態を孤独って言う?」というのは研究者によってまちまちです。
ある人は「集団の中にいても自分だけ、のけ者にされてる気がする」ような時と言いますし、
またある人は「自分の期待と他人の行動がズレていると感じる」ことというような感じです。
とはいえ、自分が孤独かどうかわからないのは辛いと思うので、一応の基準として
「自分が寂しいという気持ちを感じるかどうか」というのを基準にして考えてみるのも手だと思います。
もっと厳密に知りたいなら「UCLA尺度」で検索すると、孤独度を測る質問紙(アンケートみたいなもの)が出てきますので、そちらをご覧ください。
孤独のメリット
孤独のメリットは基本的に「自由」ということです。
誰かと群れを成すことがないので、群れの中で生まれる“ルール”みたいなものがありません。
なので、全ての行動を自分本意に、自分の人生を自分のために使うことができます。
具体的には、以下を。
①リソースの使い道が自由
正直な話、ぼっちの強みはこれに集約されます。
リソースとは資源のことです。
お金とか時間とかですね。
例えば、友達づきあいとかで大して仲良くもない子と映画に行くとかいう場合
- 観に行くための時間
- 観ている間の時間
- 観て帰るための時間
- 映画館の料金
- 交通費
- 食事代
などなど、莫大なコストがかかります。
それで二人の関係が深まる、とかならまだ救われますが……ここでもし片方が
「なんか友達も来たいって言うから連れてきちゃった笑笑」
みたいなことになろうものならもう地獄です。
自分一人だけほっぽり出されて、こんなの来るんじゃなかった……なんて悲しい気持ちになって終了。
しかし、最初からこう言う中途半端な関係性の人と絡まなければ、こんな辛い体験をせずにすみます。
それどころか、いいことづくめです。
具体的には
- 休日は趣味に没頭
- 休み時間に課題を終わらせる
- 帰り道の電車でレポートを書き上げる
- さっさと帰ってやりたいゲームをやる
- 授業が嫌になったらそのまま帰る
- 寄り道したいときは寄り道する
など、全てのリソースを自分の方に向けられます。
実りのない時間に貴重なリソースを割くよりも、自分のために使った方が圧倒的に価値が高いように感じますね。
②気遣いをする相手がいない
これもある意味、精神面でのリソース節約と言えるでしょう。
人間は理性的な行動をとると、前頭葉が疲れてきて、だんだんと理性的な行動が取れなくなってきます。
(近年の研究では、これって本当なの?みたいなことが言われていますが、今の所、結論は出ていません)
なので、他人のために気を揉んでばかりいると、後々のシワ寄せが全部自分に向くことになります。
本当に仲のいい友人のためなら良いかもしれませんが、さっきの例のような、「孤独を紛らわすために何となく一緒にいる」という人のためなら、割りに合わないと思います。
(※ちなみに、「孤独を紛らわすために誰かと一緒にいても、孤独感は薄れない」という研究もあります。
孤独が嫌で誰かと一緒にいる、というのはムダなので、本当に仲のいい友人と会いましょう)
しかし、最初から一人でいたならば、どうでしょう?
相手のスケジュール、抱えている課題、迫っているレポート期日、抜けられないバイトのシフト……何も気遣う要素はありません。
他人のために気苦労を抱え込まないで済むなら、多少の孤独はトレードオフとして悪くないなと思います。
③思考するヒマがある
一人でいると、とにかくヒマです。
今はスマホがあるので、ヒマなんてないかもしれませんが、ならスマホの電源を切ってみてください。
するとヒマになると思います。
側に人がいると、その人と話すという選択をとる人もいるかもしれませんが、孤独だとそれはできません。
では何をするかというと、一つのことを徹底的に考えてみるのです。
自分の性格や願望などを自己分析をしてみたり、気になっていることを考察してみたり、周りを観察してみたり。
それか、ただぼんやりとしてみたりなど色々できます。
こうして一人で思考を巡らせていくと、自分自身が少しずつ経験値を積み上げてレベルアップしているような感覚を得られます。
しかし、流石に目の前に誰かがいると、その人を放っておいて自分の世界に没入するわけにいかないので、これも孤独の特権でしょう。
孤独のデメリット
ない。
とか書いても良かったんですが、それだと流石に嘘なので、今感じていることを素直に書きます。
①不安と闘う必要がある
考える時間があることをメリットとしてあげましたが、これは逆にデメリットにもなり得ます。
深く考える余裕があるだけに、嫌なことや、辛いことにまで思考が及んでしまうことが多々あります。
例えば、現在の僕なら将来の不安とかですね。
今、大学三年生なので「この先どうやって生きていくんだろう?」とか考えて、言いようのない不安を感じたり。
あとは、亡くなった人のことを思い出して「俺もいつか死ぬんだよな……」とか、いつか訪れる死に絶望してみたり。
正直言って、考える余裕なんてない方が幸せなのかな?と思う時もあります。
とはいえ、僕は常に、何かを真剣に考えていたいのでたとえこれが不幸だったとしても孤独を選ぶと思います。
②助けてくれる人がいない
授業をうっかり休んだりすると、その日の内容がわかりません。聞ける人がいないので。
そもそも、授業に出る意義とかについて考え始めてしまうとかなりまずいです。
もし、授業に出る意義がない、みたいな結論になってしまうとその授業に出なくなります。
友達とか知り合いがいれば、その人たちに会いにいくというのをモチベーションにできるのですが、孤独だとそういう事が難しいので不利です。
③うまく喋れなくなる
人と喋る機会がとにかく減るので、ものすごいスピードでコミュ障が加速します。
僕は月曜〜金曜の間で、人と喋っている時間を全て合計しても1時間にも満たないレベルで人と喋ってませんが、どうなったかというと
コンビニの店員さんと言葉のやり取りをするのに手間取るくらいコミュニケーション能力が落ちました。
これは流石にヤバいので、たとえ孤独の道を選んだとしても、誰かしらと会話をする機会を持つ必要があると思います。
この会話というのは声を使った会話です。
文字のやりとりだけだと実際に喋るのが下手になります。
というか、なりました(白目)
まとめ
孤独のメリットは
- リソースが自由
- 気遣いをしなくていい
- 思考するヒマがある
孤独のデメリットは
- 情緒が不安定になりやすい
- 誰も助けてくれない
- 喋るのが下手になる
といったところ。
どれを重いと感じるかは人それぞれですが、
今はまだ口に出して喋るのが必要ですが、これから先、声を出さなくとも生きていける世の中になるかもしれません。
そうなってくると、コミュニケーション能力が落ちるのはそれほど問題ではないかもしれません。
結局のところ、時代によって何を重視するかも変わってくるだろうし、ここにない要素も加わってくることになるんでしょうね。
最後に
というわけでここまで書いてきましたが、前回書いた時とあまり考え方が変わっておらず、ブレていないことには安心しました。
が、あの頃と比べて成長できているのかはわからないのが残念です。
より善い生き方が何なのかはまだよくわからないので、自分にとって、孤独でいる事が正しいのか、集団の中にいる事が正しいのかはまだわかりません。
はやく分かるようになりたい……という切実な気持ちはすごくあるのですが、焦ったところですぐに結果は出ないので、気長に待つことにしようと思います。
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
あなたは孤独と集団のどちらが自分に合うか、考えてみると面白いかもしれませんね。
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