めんどくさいを無くす心理的方法
めんどくさいを無くす心理的方法
こんにちは。今回はめんどくさいと思った時の対処法についてお話しします。
何かをしようと思ったけど、なかなかやる気になれない。
やり始めてもめんどくさくなってしまう。
というようなことがあると思うのですが、
これらにうまく対処し、
面倒だけどやらなきゃいけないことを片付ける方法をご紹介します。
この記事を読むことによって得られるメリットは
- めんどくさいと思ってもやれるようになる。
- 意志の力に頼らずに行動できるようになる。
という二点です。
効果については、自分でも試しましたが、
簡単なことでも溜め込んでしまって後で苦しくなるタイプだった僕が、サクサクやるべきことに手をつけられるようになりました。
なので、僕が保証します。
目次
- なぜ面倒なのか【明確じゃないから】
- 目標を明確化するには【因数分解】
- 分割すれば簡単【理由と具体例】
- それでも面倒なら【習慣を作る】
- 習慣を作る方法【週四、三ヶ月】
- 最後に【面倒なモノは面倒】
なぜ面倒なのか【明確じゃないから】
そもそも何かをしようとした時、なぜ面倒だと感じるのでしょうか。
その答えは、
やるべきことが明確ではないから
です。
例えば、こんな人がいます。
「世界を変えたい!!!俺は世界を変える!!!」
志あふれる若者です。すばらしいことですが、多分3秒後にはこうなります。
「……世界ってどうしたら変わるんだ??????」
世界を変える、という目標は
あまりにもフワフワしていて抽象的です。
抽象的だと、実際にどういう行動をとれば良いのか?がハッキリしないので行動に結びつきません。
結果、めんどくさいと感じてしまいます。
目標を明確化するには【因数分解】
目標を明確にすれば、メンドイという気持ちが薄まります。
先ほどの例で言うと
「世界を変える!!」→「どうしたら良いのかわからない」
だったものを
「世界を変える!!」→「まずはゴミの分別から始めよう!」
など、具体的な行動レベルにまで分解していくことで、目標は明確になります。
明確にすると、いくらかハードルが下がりますね。
これでもまだ高いならさらに分解してください。
- アメリカに行きたいからどの飛行機に乗るか決めよう→航空会社のホームページを見るために、スマホを起動しよう
- 入試に必要な科目はなんなのか調べよう→入試に必要な科目を調べるために受験資料を開いてみよう
- 近くに通えそうなジムがあるか探してみよう→ジムを探すためにPCを起動しよう
コツは
これ以上分解のしようがない
と感じるくらいまで分解してしまうことです。
分割すれば簡単【理由と具体例】
分割してしまえば、ものごとは簡単に取り組めるとお話ししましたが、今度はその理由についてお話しします。
とは言っても、先ほどチラッと説明してしまいましたが、
明確にすると具体的な行動をイメージできるから
です。
単に、大金持ちになりたい!と思っていても、具体的にどうするか?というプランが立てられなければ、自分が金持ちになった姿を妄想してニヤニヤするだけで終わりです。
しかしこれが、
- 金融について学ぶ
- 経済について学ぶ
- 起業してみる
- 高額の仕事を探す
- 宝くじを買いに行く
などの具体的な行動に結びつけば話は別です。
目標を達成するためには、この行動をとれば良いとわかるのでめんどくささが多少消えます。
さらに、分解すればするほど難易度も下がっていくハズなので、どんどんやりやすくなります。
お金持ちになる!は難しいですが、
プログラミングの勉強を始めるかどうか決める、というのは簡単ですよね?決めるだけなので。
なので、目標を分解することの意味は
- やることを明確にする
- ハードルを下げる
の二つということになります。
それでも面倒なら【習慣を作る】
とはいえ、目標を明確にするだけでは、どうにもうまく行動できないこともあります。
こういう場合は、
習慣を作ってしまうことがオススメです。
なぜなら、目標を明確にした上で、それでも行動できないのは
意志の力に頼っているからです。
人間の意志の力は弱いもので、
ダイエット中の人が食べ物を目にした時に我慢できる確率は50%
と言われています。
つまり、朝起きてすぐに、リビングにあるチョコを見て食べたくなったけど
「がまんがまん!」
と堪えて仕事場に行き、
仕事場のテーブルの上にお菓子が置いてあると
「……さっきはがまんできたし、食べてもいっか!」
となって食べてしまうんですね。
(ちなみに、こういうさっきは良いことをしたから今度は悪いことをしても良いか、と考える心理のことをライセンシング効果と言います)
なので、行動を確実に取るために
意志という要素を完全に追い出してしまいましょう。
そのためには習慣を作る必要があります。
習慣を作る方法【週四、三ヶ月】
習慣を作るのにどれくらいの期間が必要というと、
「習慣にしたいことを週に4日やる」という生活を66日続ければいい
というのが定説になっています。
週に4日よりも少ないと、2ヶ月目に突入した頃に習慣が消えてしまうケースが多いそうです。
なので、週に4回以上キープしましょう。
さらにその生活を66日ですが、まるまる2ヶ月とちょっと、なので3ヶ月くらいの気持ちで挑んでいただければなと思います。
期間については上の通りですが、
習慣を作るコツは、なるべく意志による決定を減らすこと。
例えば、どうしてもスクワットをしたい人なら
- 風呂に入る前に、脱衣所でスクワットを10回やる
- 朝起きて、洗面所へ行ったら顔を洗う前にスクワットを10回やる
- トイレに入る前にその場でスクワットを10回やる
という風に
すでに毎日やっていることの前に行動を結びつけてください。
風呂に入った後とかでも良いですが、それだとやり忘れることもあるので前にしてください。
もう、スクワットをしなければ風呂に入れない
ぐらいで良いと思います。ケガしてる時はダメですが……
イメージとしては
「自分の中でルールを作り、それに従って生きる」みたいな感覚でいてください。
まとめると、
- 習慣化のコツは
- 週に4日
- 3ヶ月続ける
- 今ある行動に結びつける
- 意志が絡む機会を減らす
となります。
最後に【面倒なモノは面倒】
僕の場合ですが、まず
毎日ブログを書くという習慣ができました。
正直めんどくさいな……と思うことはあってもこうして毎日更新していけています。
僕は朝起きてからすぐにトイレに行くので、その時に書くネタを選んで書き始めます。
だいたい2時間ほどで書き終わるので、そこからはどれだけ作業に集中できたかで終わる時間が決まります。
正直きついですが、意志の介在をなくすことでなんとか続けられています。
ここまで読んで「……ん?」と思われたかもしれません。
ええ、そうなんです。
目標を明確にしたところで、習慣を作ったところで、面倒なことはどうしたって面倒なんです。
だから
めんどくささを消すことはできません。
僕たちにできるのは、
めんどくさいことをやりたくないと感じる前にやってしまう行動力を身につけることです。
行動を阻害するのは感情です。
感情をなくすのは習慣です。
そして習慣は人生を変えます。
あなたと僕とで、どちらがより良い習慣を作れるか、勝負といきましょう。
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