【結局なにが言いたいの?】「言いたいことが伝わらない」の改善方法

【結局なにが言いたいの?】「言いたいことが伝わらない」の改善方法

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こんにちは、なめです。

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以下のようなことで悩んだことはありませんか?

  • 言いたいことが伝わらない……
  • とって欲しい意味とは違う解釈をされる……
  • 「結局なに?」と言われる……


自分の伝えたいことがあってしゃべっているのに、それが伝わらないばかりか相手から罵倒されてしまうのはとても悲しいことです。


今回は、それってどういう意味?結局何が言いたいの?などと言われないで済むような話し方のコツについて記していこうと思います。


そのコツについて、あらかじめネタバレをしてしまうと、重要なのは

「例え話」です。


この記事を読むメリット

  • 言いたいことがなぜ伝わらないのか
  • こちらの意図したように伝える方法
  • わかりやすく伝える方法


これらがわかります。


その根拠ですが、

強い根拠にはならないかもしれませんが、僕はよく「話がわかりやすいね」と言われます。


しかし、もともとわかりやすい話し方ができませんでした。

だいたい話が長くなり、途中で飽きられて離脱されるケースが多く、人前で喋るのは苦手でした。


そんな時にある本を読み、喋り方を見直してから「わかりやすい」と言ってもらえるようになっていきました。


今回書くのは、その本に書かれていた中の一つで、僕自身が実践したことです。


その本についても紹介します。


目次

  • わかりづらいのは例えがないから
  • 例えの作り方【具体例】
  • まとめ【オススメ本】


わかりづらいのは例えがないから


単刀直入に言って、わかりづらいのは例えがないからです。

なぜなら、

人が抽象的なことを頭に思い浮かべることができないから。


具体例を出してみましょう。


例えば、

まずは「世界」をイメージしてください。


イメージできましたか?

人によって

  • 地球
  • 大陸
  • 地域
  • 家族
  • 友人関係
  • 学校
  • 仕事場

など、いろいろ出てくると思います。


「世界」という単語を出されても「世界そのもの」をイメージすることはできません。

世界そのものに、明確な形はないからです。


しかし、引きこもりニート(略して引きニート)のように

「PCがある自分の部屋だけが俺の世界だ……」

と考える人からすれば話は別です。


その人にとっての世界が、国だったり家族だったり職場だったりすれば、それをイメージすれば済みます。


このことからわかるように、

自分の話を理解してもらえないのは、

イメージしやすい具体例がないからです。


例えの作り方


では、イメージするための具体例はどのように設定すれば良いのでしょうか。

全く突拍子のない話をしてしまえば、よっぽど噛み合った話しをしていなければ良い例えにはなりません。


伝わりやすい具体例を作るには、

基本的に以下の2点を守っていれば大丈夫です。

  • 簡単なこと
  • 相手も知っていること


簡単なこと、というのは

単純で具体的でとにかく理解しやすいこと

という意味です。


相手も知っていること、というのは

文字通り相手にもしっかりと伝わる例えであることです。


イチロー選手が引退しましたが、その件についてコメントするとしましょう。


その際にあれをいきなり

「確かにGNドライブを搭載したガンダムシリーズの1機であるエクシアといえども、さすがに3年も新規武装もつけず、付け焼き刃の修理だけを重ねていたんじゃそりゃGNXにも負けるだろ?それと一緒だよ」

とか言われても

「は?」

と返して終わります。


強く意識して欲しいのは

自分が知っている事は相手が知っていることとイコールではないということです。


無理に自分の知っていることで例えようとするのだったらまだ、

よく知らないけど相手も同じ位の知識を持っていそうなことを使って説明したほうが効果的です。


イチロー選手の例なら、

「昔はフィルムを使ったカメラがメインだったよね。そして、時代が変わってデジタルカメラが主流になった。

でも、デジタルカメラが便利になったとはいえ、フィルムを使って写真を撮る人はいるよね。現役を退いてしまったけれど、その良さ自体を知っているから、古いカメラを愛している人がいるんだね。

イチロー選手もそれと同じで、彼は引退するけど、彼が残した偉業はこれからも変わることはないよ」


みたいな感じです。

カメラや写真が好きな方からすれば

「ブッ飛ばすぞテメェ」

みたいな失礼な発言だとは思いますが、知識のない人間からすればこういう浅い例えでも充分通じるわけです。


実際に僕が会話で使った例えが以下です。


テーマ: 効率的に生きるってどういうこと?


例えば、これを山登りに例えるとするじゃないですか。

それで、山を登るためにある人は体力作りから始めて、道具を揃えて、作戦を立てて、山を登る。


「山を登るのが好きな人」はそれでいいと思うんです。

ただ、「山を登るのが好きじゃない」「登るのを目的としていない人」はどうでしょう?


ただ「頂上に行きたい」だけなら、ロープウェイで行けばいいし、ヘリコプターで送ってもらうのもアリです。


それか、「頂上からの景色を見たい」だけなら、実際に登った友達に写真を撮ってきて貰えばいいし、なんならGoogleで検索してもいいハズ。


目的に応じて、生き方をデザインしていく必要があるんじゃないでしょうか?


まとめ【オススメ本】


わかりにくい話をしないためには

例えが大事。


例えは

  • 簡単でわかりやすく、
  • 相手も知っているようなこと

を使って作るといい。


最初のうちは慣れないかもしれませんが、

これを心がけていると、頭を動かしている感覚がして気持ちよくなってきます。


最近の僕は

人と会話は全くしないくせに、例え話を延々考えてニヤニヤする

みたいな奇妙な行動に走っています。


まぁ、それはいいとして、

僕は例え話がうまくできるようになってからは、会話で邪険に扱われることがなくなりました。

  • 伝えたいのに伝わらない……
  • こう思って欲しいのに真逆に捉えられた……

こんな悔しい思いをしているのなら、この本があなたの助けになります。



記憶に定着しやすいアイデアの作り方を解説している本で、とても面白い本です。


値段はそこそこで、ページ数も300近くあり、結構ボリュームがあります。


とはいえ、習い事に通ったりするよりは確実に安上がりですし、

  • 朝4ページ
  • 昼3ページ
  • 夜3ページ

のようにして1日10ページ読めるなら、1ヶ月で読みきれます。


うまい例え話の作り方以外にも、

記憶に定着しやすい言い方や、

キャッチコピーの作り方など、内容は充実しています。


もしご興味があれば、一度読んでみるのも悪くないかと思います。

では失礼します。