夢河ゆいから学ぶ脳が疲れる生き方【プリパラ】

夢河ゆいから学ぶ脳が疲れる生き方【プリパラ】


こんにちは、なめです。

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今回はアイドルタイムプリパラから、

夢河ゆいについて扱いたいと思います。


夢河ゆいはご存知の通りプリパラ第4期アイドルタイムプリパラの主人公でありますが、彼女の特性である「ユメってる」状態について思うところがあったので今回はそれについて語ろうと思います。


具体的に言うと、

夢河ゆいの生き方は脳ミソにめちゃくちゃ負担をかけているのではないか?

といったところです。

ユメってる=モンキーマインド


(筆者から見た)いわゆるユメってる状態と言うのは、目に見えているものから様々なイメージを膨らませて、脳内で全く別の世界を見る現象です。


そして、この現象を脳科学の世界でこんな名称をつけて呼ばれています。

その名称というのは「モンキーマインド」です。


モンキーマインドは文字通り

猿のようにせわしない思考をすること

です。


周りの人からも何の変哲もないただの生活でも、夢河ゆいからすれば全く別の情景が目に写っているわけです。

しかもこの思考は止めどなく溢れるものなので、せわしなさがすごいですね。


これに近いことが起こっているキャラとしては、プリチャンのまりあちゃんが当てはまるのではないでしょうか。いつも可愛い〜っていってるし。


それにしてもユメかわの正体がモンキーとはショックですね


モンキーマインドはマルチタスク


このモンキーマインドですが、実はなかなかに厄介なものでして、いわゆるマルチタスクに分類されます。


マルチタスクとは何かといいますと、簡単に言えば「今やっているのとは別のことをやる、考えること」です。


ご飯食べながらテレビ見たり、勉強しながら音楽聴いたりとかですね。


広い意味で言えば、マルチタスク

「今ここに意識が集中していない状態」なので、夢河ゆいはモロ毎日をマルチタスクで過ごしていることになります。


マルチタスクだと何が悪いのか


そもそもですが、

人間の脳はマルチタスクを行える設計になっていません。


iPhoneやアンドロイドといったスマホやPCは当たり前のように複数のタブを開けるマルチタスクですから、あまり意識することがないかもしれません。


が、人間の脳はマルチタスクなんて芸当はできません。

悲しいことに、これは科学的な研究によって明らかになったことなので、覆しようのない事実です。


脳に逆らった使い方であるマルチタスクを行い続けると脳がぶっ壊れます。

本来の使い方とは違う、無茶な使い方をしているわけですからね……。

例えるならば、ポッキー1本でモグラたたきをしようとしているようなものです。


マルチタスクの弊害は、集中力の低下だけでなく、IQ自体が下がったり、そのせいで人間関係がうまくいかなくなったり、とにかく多岐に渡ります。


夢河ゆいの空気の読めなさはマルチタスクのせいではないか


今回の記事で視聴したかったのはぶっちゃけこれです。

僕はアイドルタイムプリパラを見ていた時、

「なんだこの空気の読めない思いやりのないキャラクターは……たまげたなぁ」

と感じました。


今はそういうことを感じませんが、当時はそう感じていました。それは事実です。


しかし、彼女のそういった人を不快にさせるような行動は

マルチタスクによって脳に負担がかかり、正常な判断ができない状態で行われたものだったからこそなのではないか?


そんなふうにも考えられます。


脳を休ませる


では、マルチタスクによって脳が疲れ切りIQが落ちて人との関わり合いで支障が出るほどの重症になってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。


対処法は単純で、脳を休ませれば大丈夫です。

ただ、単純と言うだけで決して簡単ではありません。

  • 睡眠
  • 瞑想

この2つで脳の疲労は回復させることができます。


睡眠

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当たり前ですが、睡眠が1番脳の回復に効果的です。

寝不足の人は今すぐ寝た方がいいかもしれないです。


睡眠時間は8時間がベストと言われています。少なくとも7時間。そして多すぎてもダメです。

長くても9時間以内。8時間から9時間くらいがベストです。

そして寝るタイミングも重要です。

なるべく決まった時間、決まった場所で寝ましょう。


あとは、刺激物も避けましょう。

例えばカフェイン。コーヒーはもちろん、Monsterとかレッドブルとか、ああいう類の飲み物は控えるべきです。


カフェインはもうお昼過ぎたら飲まないくらいなつもりで居てください。

あとブルーライトも避けましょう。


まとめるとこうです。

  • なるべく8時間
  • 同じ時間で寝る
  • 同じ場所で寝る
  • カフェインを避ける(寝る6時間前からは飲まない)
  • ブルーライトを避ける(寝る2時間前からは見ない)


瞑想


夢河ゆい、虹色にの、幸多みちる(ミーチル)の3名がチームを結成し、新曲のパフォーマンスのために合宿をした回でも瞑想していましたね。


瞑想は脳を休めるのに効果的とされています。

昔はうさんくさいと思われていましたが

今では「第三世代認知行動療法」と呼ばれ

普通にうつ病の治療とかで使われています。


正直、ぼくも無宗教なのでちょっと信じられないところもありますが……

とはいえ研究結果は出ているので、効果のほどは間違いありません。


瞑想のやり方は簡単。今やっていることに集中する。これだけです。


具体的にいうと

ご飯を食べるときは

①箸でご飯を掴む

②指先に力が入ったのを感じる

③手の筋肉を使っていると自覚する

④腕の筋肉も引っ張られているのを感じる

⑤ご飯を口の中へ運ぶ

⑥ご飯の形を舌で確かめる

⑦ご飯を噛みながらどこを噛んでいるか考える

⑧噛まれたご飯がどうなっているか考える

……


という感じに延々と今やっていることに集中します。

とにかく、行動を細かくして、一つ一つを実況しながら行なっていくのです。


途中で意識がそれて、関係ないことを考え始めると思います。

しかし、そのときは「いけないいけない……」ときづき、意識を取り戻してください。


瞑想によって脳が鍛えられるのは、

この自分の意識が関係ないことを考え始めた!と気づくタイミングなので、集中できない人であればあるほど、脳は鍛えられていきます。


ちなみに、ご飯を食べることに集中する瞑想は「食事瞑想」

歩くことに集中することは「歩行瞑想」というふうに呼ばれます。


ユメ目のクリエイティビティ


と、ここまでユメってる状態は良くないよ!という話をしてきたわけですが……

世の中、短所しか存在しないものはありません。


コインはオモテとウラがあるのと同じように、ユメってるにも良いところはあります。


それは、思考が拡散するので、クリエイティブな発想がしやすくなるということです。

夢河ゆいなんかはまさにそうですが、服のブランドを作ったり、歌の振り付けを自分でやったりしてますよね。


こういう、クリエイティブと言われるようなことがやりやすくなる面も持ち合わせているんです。


例えば、テスラ・モーターズのCEOであるイーロンマスク氏は

服を着ている間に仕事のアイデアを思いついて、服をちゃんと着ないまま家を出てしまうらしいです。


時代を変えるような人はADHD的な要素を持った人であることが多いですが、その所以(ゆえん)はここにあるのでしょうか。


マルチタスクを忌み嫌い、モンキーマインドを脳みそから締め出してしまうのは良いことです。

しかし、それもやり過ぎてしまえば害になるということでしょう。


何事も塩梅が重要なのでしょうね。

バランスをユメユメ忘れないようにして、生きよう☆

【参考文献】

↑物語形式なので、1日で読めます。オススメです。