彩瀬なるから学ぶミニマリスト思考の大切さ【プリリズ】
彩瀬なるから学ぶミニマリスト思考の大切さ【プリリズ】
こんにちは。なめです。
僕は色んなものを持っています。
コレは何かに使えるかもしれない
コレはいつか使えるかもしれない
そうやって溜め込んだ結果、ものが増えすぎて
本当に大切にしたかったものが何だったのかわからなくなってしまいました。
そして、これと近いことがプリティーリズムレインボーライブ、彩瀬なるのマイソングで示されていたので、それと関連付けて記事にします。
あらかじめネタバレだけしておきますと、
ミニマリスト思考を持とうという内容です。
目次
ミニマリストとは
そもそもミニマリストとは何かという話ですが、辞書にはこうあります。
最小限のことしかしない人。最低限必要なものしか持たない人。引用:小学館「デジタル大辞泉」(閲覧日2019/07/31 https://kotobank.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-139265)
ミニマリストのミニマはminimumのミニマなので、その名の通り、
最小限で生活する人という意味で使われているようです。
実際のミニマリストがどんな生活をしているのかですが、それについてはミニマリスト本人のブログや動画でうかがい知ることができます。
ミニマリストとして有名なしぶさんが自らの生活をそれぞれの媒体で紹介されているので、そちらをご覧いただけば分かりやすいかと思います。
とはいえ、これはちょっとオーバーというか本気すぎるので、もう少し緩めでもいいかなという感じがします。
それについては後ほど書かせていただきます。
ハート♡イロ♡トリドリーム
ハッピーハッピーハピ〜なる〜♪でおなじみのあの曲。
ネタ曲と思いきや、人間心理の核心に迫る重要な詩が登場します。
スキキライなしだと笑っていたけれど一番スキなコトなんだったっけ??
ハート♡イロ♡トリドリーム歌詞
スキキライなしだと言って全てを受け入れ続けていたら、一番初めに持っていた、本当に大切だったものが何だったのか忘れてしまった。
こういうことって起こりうることですよね。
人間は複数の選択肢を提示されると脳が混乱し、疲弊してしまうことが分かっています。
例えば、マクドナルドとかで、
「ご一緒にポテトはいかがですか?ナゲットはいかがですか?お飲み物はいかがですか?」
みたいに質問責めにしてきますよね。
アレは
たくさんの選択肢を提示することで相手を疲れさせ、
「あぁ〜考えるのめんどくさいからそれも買うわ」
と言わせる狙いがあってやっていることです。
大体のお客は、まず自分が注文したい商品を、たくさんのメニューの中から選びます。
この時点でもう疲れてしまいますが、
そのあと上に書いたような洗礼を受けます。
脳には抗う力も残っていないので、結局流されて購入。
こういう選択によって脳が疲れる仕組みのことを、決定疲れと言います。
ここで伝えたかったことは、
選択肢が増えると脳みそは正常な判断を下せなくなる
ということです。
大体人間の脳は
3個までの選択肢、多くても5個を相手にするのが限界だと言われています。
なので休みの日とかの朝に
- 「よし今日は部屋の掃除をしよう!」
- 「いや、やっぱり買い物に行こう」
- 「あ、自転車の修理しなきゃいけないんだった」
- 「そういえば明日提出の課題があったな」
- 「今日のレイドバトルには参加しなきゃ」
- 「映画観行くか」
- 「友達と遊ぶか」
など、やりたいことをバッと並べがちですが、これをやると得てして何もできないまま1日が終わります。
本当にやりたいことだけにフォーカスし、それ以外は後回しにする
のが重要ということです。
エセミニマリストになろう
物質的にも、精神的にも、ミニマリストになればいいことづくめです。
- 自分の持ち物の価値を理解でき
- 自分の時間を大切にでき
- 人生のムダが減り
- 心にも余裕が生まれる
など、枚挙に暇がありません。
が、流石に
「部屋にベッドしかありません^_^」みたいなのはやりすぎです。
例えば
「掃除機はムダなので箒に変えます」
という人がいたとします。
その人の家が狭くて掃除機など必要ないならいいのですが、そんなに狭くない場合、
掃除機で掃除した方が箒で掃くより早くすみます。
これだと時間のムダが増えて、返って良くないことが起きてしまいます。
モノを持ち過ぎないのは大事ですが、
持たないことによって不利益が出るなら、それは本末転倒です。
モノを減らすのは幸せになるためであって、モノを減らすこと自体が目的になってはならないのです。
というわけで、ミニマリストほどガッツリやれないにせよ、モノを減らして決断をしやすくなる方法を二つ紹介させていただきます。
どちらも自分で試してみて、自分には効果があったものです。
- コアバリューに沿うか考える
- とりあえずボックス
1,コアバリューに沿うか考える
以前の記事で説明させていただいた、コアバリューという概念を利用します。
コアバリューというのは、文字通り、
その人の核となる部分の価値です。
例えば、僕は
- 「普通の大学生にはない知識を持っている」
- 「普通の大学生が持っている知識を持っていない」
という部分に価値を置いているので、大多数の大学生がやらないようなことを選んでやっています。
このように、何に対して価値を置き、重視するかは人によって違います。
その価値に沿うモノならば、捨てずに持っておきましょう。
しかし、もし価値に沿わないモノならば、持っていても仕方ないかもしれません。
ちなみに、コアバリューの見つけ方については上の記事で紹介させていただきました。
2,とりあえずボックス
これはメンタリストDaiGoさんの「片づけの心理法則」から拝借したアイデアです。
これのやり方は簡単です。
- 大きめの箱を用意します。
- 要るか微妙なモノを全部箱の中に入れます。
- 2週間放置して、中のモノが必要にならなければ捨てる。
この過程をひたすら繰り返すだけです。
これをやり続けると、家の中から必要のないものが消し飛びます。
捨てるか捨てないか
正直、モノを捨てるか捨てないか決めるのは一番難しいです。
保有効果と言って、自分の持っているものには価値があるという思い込みが起きます。
さらに、人間には
「変化するくらいなら今まで通りでいい!」という現状維持バイアスも起きるので、とにかく難しいです。
なのでそのときには、本当に必要ないかどうかを入念に考える必要があります。
僕自身もやっていないカードゲームのカードを捨てるかどうか散々迷いましたが、
使おうと思った瞬間を2週間カウントしてみたところ、一回もなかったので捨てました。
「これは要るかも!」と思ったら、とりあえず2週間保留しておいてください。
その2週間の間に要るなと思えたら取っておきましょう。
そう思えなかったら捨てる。
もうこれくらいシンプルでいいと思います。
目的と手段は違う
というわけで、ここまでミニマリストの良さ、ミニマリストのなり方について説明してきました。
ただ、1つだけ強調しておきたいことがあります。
それはものを捨てることによって、選択肢を減らし重要な決断でミスらないようにする。
これが目的です。
ものを捨てるという行為は
目的を達成するための手段であって、目的そのものになってはなりません。
捨てるためにモノを捨てる人は、モノを捨て切った時、さらに何かを捨てるためにいらないものを集め始めます。
目的を見失わず、手段は手段と割り切って、
自分の本当に大切にしたいものを見つけましょう。
以上で失礼します。
それから、
今回参考にした書籍が片付けの助けになってくれると思うので載せておきます。