プリリズから学ぶルーティン
プリリズから学ぶルーティン
こんにちは、なめです。
かつて流行った「ルーティン」という言葉を覚えていますか?
ラグビーの選手のアレです。
ルーティンは本来、決して一過性のブームとかではなくちゃんとしたメンタル安定法の一つです。
プリティーリズムでも、これを使っている人がいます。
今回はそんなルーティンとルーティンを使っている人にフォーカスを当てた記事を書いていこうと思います。
あらかじめネタバレだけしておくと、
特定の行動の前に儀式をはさむのが大事という内容です。
目次
- ルーティンとは
- ルーティンはした方がいいのか
- 実在する選手の例
- プリリズ内では
- ルーティンの作り方
ルーティンとは
そもそもルーティンってなんだよという話だと思います。
辞書的な意味では、こう定義されています。
ルーチン[1]【routine】〔ルーティーン・ルーティンとも〕
①
きまりきった仕事。日々の作業。ルーチン-ワーク。
②
コンピューターのプログラムの部分をなし,ある機能をもった一連の命令群。
③
「ルーチン競技」に同じ。
三省堂大辞林(閲覧日:2019/08/01 https://www.weblio.jp/content/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3)
つまり、決まった動作をすることをルーティンと呼んでいるわけですね。
「ここをこうして……」みたいに、
特に思考を挟まないのがポイントになりそうです。
ルーティンはした方がいいのか
よくスポーツ選手なんかが、試合前や大事な局面の直前でルーティンを行うケースが見られます。
野球のイチロー選手が、バッターボックスに入っている際にバットを振り回していたり、
ラグビーの五郎丸選手が試合中にやっていたポーズなんかが有名ですね。
彼ら以外にも、一流のアスリートは大体ルーティンを持っています。
さらにアスリートだけでなく、アーティストや企業の社長、政治家に至るまで、自分のルーティンを持っている人はたくさんいます。
なので、結論としては
ルーティンはやるべき(持っておくべき)
です。
理由は上でもあげた通り、ルーティンを活用して成功を収めている人は数多く存在します。
なぜそんなことをするのかというと、いわゆるゾーンに入りやすくなるからです。
ゾーンについては過去記事で
ゾーンに入る前にルーティンを行うという動作を繰り返すと、
ルーティンとゾーン突入が結びつきます。
これは条件付けと呼ばれるテクニックで、
行動1に行動2を結びつけると、行動1から行動2を誘発させたり、行動2から行動1を誘発させることができるようになります。
具体例を挙げると、犬のしつけなんかが近いですね。
お手とかお座りとかをやらせて、その後にご褒美としてエサをあげるじゃないですか。
そうすると犬は
「お座りと言われた時に座ればエサをもらえるのか」
と学習するため、飼い主からすれば
エサをあげるという行動で、お座りという行動を誘発させたことになります。
逆に、犬からすれば、お座りという行動で、エサを渡すという行動を誘発させたことになります。
これと同じ要領で、自分にパターンを組み込んでいくのが、ルーティンの本質です。
プリリズ内では
プリリズでも度々、このルーティンが見られました。
僕の中で特に印象に残っているのは、
天宮りずむの「ココロ充電!」と
高峰みおんの「みおんスイッチオン!」です。
彼女たちの口癖というのもあり、ショーを行う前にこの言葉を口にする機会が多かった印象があります。
また、彼女たちの曲の中でも、サビに入る直前に「ココロ、充電!」と「(自分信じて)スイッチオン!」という詞が挟まれています。
曲がサビに入り、一気に盛り上がる場面で、あえてこの言葉が盛り込まれていることからも、ココロ充電とスイッチオンが二人にとって特別な言葉であることは疑いようがありません。
ルーティンの作り方
そんな便利なルーティンの作り方ですが、これは非常に簡単で、
あなたがルーティンだと思えることならなんでもOKです。
例えば、
- 朝起きたら真っ先にトイレに行く
- ネクタイを締めた時に首を回す
- 靴を履くときは右から履く
- 部屋に入る前に深呼吸する
など、あなたが意識的にできて、それによってその後の行動が変わるならもうそれがルーティンです。
ルーティンは
ルーティンをした前と後では違う、という意識も持てればいいので、特に難しいことをする必要もありません。
難しすぎると逆にやらなくなると思いますし。
カッコよさとかよりもやりやすさ重視でいきましょう。
というわけで、今回はルーティンについてお話しさせていただきました。
参考にした本、関連記事などは以下にまとめておきます。
では、失礼します。
【参考文献】
【関連記事】
振り返ってみると、天宮りずむの記事多過ぎですね……
春音あいらの記事も結構書いているので、
そろそろ高峰みおんの記事を書こうと思いました。