失敗が怖いというストレスを克服する【記録術】
こんにちは、なめです。今日は失敗のストレスから解放される方法について記事を書こうと思います。
失敗のストレスというのはつまり、
- 失敗することが怖い
- 失敗したらどうしようと悩む
- 失敗したことを悔やむ
といった、これから起こる失敗・すでにしてしまった失敗でかかってくるストレスのことです。
僕自身もストレスにさいなまれるタイプでしたが、あることをする内に失敗がそれほど怖くなくなりました。
とにかく効き目がすごいので、ぜひ試してみてほしいです。
目次
- 失敗を消す方法【記録】
- 失敗が怖い理由【不確かさ】
- 記録の取り方【なぜとどうする】
- 失敗は次に活かせる
- 失敗は身の丈にあったモノ
- もっと失敗しよう【ゲーム化】
失敗を消す方法【記録】
そもそも失敗とは何でしょうか。
https://www.weblio.jp/content/%E5%A4%B1%E6%95%97
三省堂 大辞林 第3版によれば、大まかに
やりそこなうこと、目的を果たせないことといった意味があるようですね。
僕自身も、普段の生活ではそういう意味で使ってますし、周りの人たちもだいたいそうです。
やってみてうまくいかなかったり、目指してたものとは違う結末になってしまうことが失敗というみたいです。
では、失敗を消すにはどうすればいいのでしょうか。これは簡単で、
「なぜ失敗したのか?」を記録していけばいいのです。
例えば、あなたはスマホを手に持っています。
今、その手をパッと開いたらどうなるでしょうか?
多分スマホは地面に落ちて、画面がバッキバキになります。
では、なぜ画面はバッキバキになったのでしょうか?
それは、手をパッと開いてスマホが落下したから。
「手からスマホが落ちて、画面が割れた」という失敗した原因をメモしておけば、似たような場面に出くわした時に
そういえば、前回は手を開いたらスマホが割れたな……と気づけるようになります。
このように、失敗した時の状況や原因となった行動をメモしていけば、
失敗の個数がだんだんと減っていき、やがて失敗と言える失敗がほぼなくなります。
失敗が怖い理由【不確かさ】
失敗については当ブログの記念すべき1記事目で語りましたね。
人がなぜ失敗を恐れるのか、という話ですが、
人間はそういうものだから
というのが究極の結論になります。
どういうことか説明します。
今の時代は、大昔と比べて
失敗しても取り返しが効く世の中になっています。
例えば、今は転んで足を擦りむいたら水道水で洗って放置するなり、絆創膏で保護するなりしておけば勝手に治ります。
しかも、食べ物も豊富にありますから、治りもそれほど遅くはならないでしょう。
しかし、大昔はそうではありませんでした。
足を擦りむいたら、まずきれいな水がないので洗えません。
そこから菌が入ったりすれば、病気になる可能性もあります。
さらに、足がうまく動かせない状態だと、サーベルタイガーやマンモスから逃げることもできないでしょう。
そういった要因から、
大昔の人たちはとにかく失敗を恐れて、失敗しないように生きてきました。
そんな臆病者の子孫が僕たち現代人なので、DNAに臆病者の遺伝子が刻み込まれているワケですね。
- 失敗したらどうなってしまうんだろう……
- もしかしたら取り返しのつかないことになってしまうのでは……!?
そんな不安にかられてしまうのは、当然のことで、仕方のないことと言えるでしょう。
記録の取り方【なぜとどうする】
失敗の怖さを克服するには、
失敗しても人生は終わらないんだ
ということを実感する必要があります。
そのためには、記録をつけて次やる時には失敗しないようにしよう!と思える環境を作るのが大事です。
ここからはその方法についてお話しします。
記録を取るのは3つです。
- 失敗の内容
- 失敗の原因
- 失敗の解決策
失敗の内容
失敗の内容は単純に
何が失敗と感じたかを書く
ことです。
コツはなるべく具体的に書くこと。
なぜなら、失敗のメモは後から見返すことを前提とした物なので、
1年後に見て「どういう状況???」ってなってしまうようなメモはマズイです。
一目で見て、どんな状況なのかわかるように書くといいでしょう。
例 :自習して夜10時に帰ったら、腹が減って夜食を食べてしまった
失敗の原因
次に失敗の原因です。
これも失敗の内容と同じで
なるべく具体的に書けるといいですね。
後から見返してもわかるように、極端な話
数十年後に自分の子供とか孫が見ても理解できるように書きましょう。
あなたの記録は、未来へのギフトです。
例 :昼ごはんを食べたのが12時で、それ以降は何も食べていなかったから腹が減っていた
失敗の解決策
最後に失敗の解決策です。
実際に失敗をしてしまって、
どうすれば同じ失敗をしないで済むか?という解決策を考え、次はこうしようとプランを立てましょう。
これも具体的に書くと、実行しやすくなります。
できれば、実際に実行している自分をイメージできるくらい具体的に書きたいところです。
それと複数の対策を考えておくのも大事です。
例 :自習室を出たら近くのコンビニでおにぎりを買い、それを食べてから帰る。
昼ごはんの時間をずらす
実例
ちなみに、僕が実際に書いたのがコチラ。
字がアレなので一応内容を文字に起こすと以下になります。
④髪を切りに行ったらすごく混んでた
cause:タイムセールだった
solution :13:30〜15:00は行かない
タイムセールは確かに安いですが……元々1000円カットなので、混雑の中何時間も待ってでも安くしたいとは思えません。
なので、次は時間をずらそう!という判断にたどり着けました。
さらに、ノートはバインダーに挟んで持ち歩いてますので、いつでも記録できます。
小学生の社会科見学の時を思い出せて、なんか楽しいです。
失敗は次に活かせる
上記の通り、失敗した内容、原因、対策をメモしていけば失敗はだんだんと減っていきます。
もちろん、失敗が完全になくなることはありません。
人間は未来を見通すことができないので、どうあがいても失敗はしてしまうものだからです。
しかし、失敗をする事で、人は次のステージへと進んでいけます。
足し算で失敗を繰り返しても、いつかは引き算ができるようになり、かけ算ができるようになり、わり算ができるようになります。
あなたもそうやって前に進んできたはずです。
失敗をムダにしなければ、あなたはこれからも、確実に前に進んでいけます。
失敗は次に活かすことができるのですから。
失敗は身の丈にあったモノ
この言葉はブログ飯という本の中に登場する、僕の大好きなフレーズです。
それは「失敗は部相応のモノだ」という趣旨の言葉です。
会社の経営者が失敗したとなると、
会社が潰れるとか従業員を解雇しなければならなくなるとか、人の人生が狂うような大きな失敗をすることもあるでしょう。
しかし、普通の人はそうではありません。
- 転んでしまえば、膝を擦りむくだけ
- 財布を落とせば、いくらか損するだけ
- ペンが壊れたら、買わなきゃいけないだけ
自分の身では抱えきれない!みたいな大きすぎる失敗は、そうそう起きないことがわかります。
なら僕たちは、まだ失敗を恐れる必要はないなと思えるかもしれません。
もっと失敗しよう【ゲーム化】
そうは言っても失敗は怖いよ……という場合はとっておきの方法があります。
それはゲーム化、いわゆる
ゲーミフィケーションというヤツです。
やり方は簡単。
- レベル1は1回失敗でレベルアップ
- レベル2は2回失敗でレベルアップ
- レベル3は3回失敗でレベルアップ
という風に
レベルの数だけ失敗したらレベルアップするゲームだと考えればいいのです。
もし失敗してクヨクヨしてしまっても、
「これはレベル上げしてるんだ!」
と自分を奮い立たせることができます。
さらに、やればやるほど数字が上がっていき、
なにかが積み重なっていくことに快感を感じるという人間の心理を利用することができます。
ゲーム好きな方はぜひお試しください。
最後に
以上、失敗についてお話ししました。
今回まとめさせていただいた「失敗のメモ」の取り方は、メンタリストDaiGoさんの本を参考にさせていただいたものです。
この本はタイトル通り、ストレスに対する考え方について書かれたモノです。
「ストレスは体に悪い」というのが、実は単なる思い込みです
という衝撃的な内容も含まれています。
しかも、大体3時間くらいで読み終わるほど読みやすい文章なので、あまり本を読まない方にオススメしたい一冊です。