金森まりあに学ぶ運がいい人になる方法


目次

  • 金森まりあはポジティブ
  • ポジティブな人は幸運になりやすい
  • 「金のなる木」を作った実験
  • ポジティブに反応する練習
  • ①すれ違う人の良いところを見つける
  • ②ネガティブな体験のポジティブ面を見つける
  • 【注意】「ネガティブ=悪い」ではない
  • まとめ

金森まりあはポジティブ


金森まりあは超ポジティブです。

ほぼ全てのものに対して「かわいい」要素を見つけ出して褒めることができます。


ポジティブな人は幸運になりやすい


さて、今回の記事のタイトルにもなっている

運の良い人になる方法ですが、結論から言ってしまうと


金森まりあのように、物事に対してポジティブな捉え方をできるようにする

です。


「金のなる木」を作った実験


エスタンワシントン大学で面白い研究が行われました。


元々は「予期せぬ幸運に気づける人の割合」というタイトルですが、

「金のなる木の実験」というもっと有名な別名がある実験です。


内容を簡単に説明すると以下のとおりです。

  • エスタンワシントン大学のキャンパス内の木にドル札を吊るしておく
  • 木の周りを歩いた人たちがどれだけ気づいたか調べる


この時点で、お金を木にぶら下げておくという発想がすでに面白いのですが……興味深いのはここからです。


この実験の結果、吊るしてあるお金に気づけた人はなんと全体の6%でした。


ネガティブな人は、

周りを見て歩くのではなく、自分の足元を見て歩いていたり

考え事をしながら歩いていたり

あまり注意を払って木を見たりしません。


もしくはスマホをいじりながら歩いていたりする人が多いなかで、木にぶら下がったお金に気づけるようになるには

ポジティブなことに対する反応を高めるのが重要となります。


そうやってポジティブなことに気づけるようになると、良いことが立て続けに起きたりして

「なんか最近めっちゃ運いいなw」

とぼんやり思うようになるのでしょう。


逆にネガティブな人は、そう言った可能性をしっかり見ていないので、縁がないのもうなづけます。


ポジティブに反応する練習


じゃあネガティブな人は一生、運が悪いままなのか……と悲観するのはまだ早いです。


ポジティブなものに対する反応は訓練によって増やすことができます。

というわけで、簡単にできるトレーニング方法を2つ紹介します。


①すれ違う人の良いところを見つける


ひとつ目は、

すれ違う人の良いところを見つける

ことです。


これは金森まりあもやっていることです。

彼女は出会った人、生き物、モノに対して何かしら可愛いところを見つけ褒めています。


これをやればOKです。

具体的には、道を歩いているときにすれ違う人の良いところを一つ以上見つけていきます。


例えば、目の前から自転車に乗った人が来たら

  • ちゃんと左側通行を守っている
  • スマホを操作したりせず運転に集中している
  • ブレーキを取り外していない


など、なんでも良いのでとにかく褒めます。


なお、このトレーニングは

褒める対象がネガティブならネガティブなほど難易度が上がって良い練習になります。


道端に犬のうんこが落ちていたとして、それを褒めろ!と言われると難しい部分があります。


しかし、そんなクソみたいな面しか見えない文字通りのクソからでもポジティブな面を見出せるようになったら、世の中の大体のことにはポジティブな面を見つけられるようになりますね。

※ちなみに彼女は外向型でも有るので、外界からほとんどダメージを受けません。まさにパワフル無敵☆


②ネガティブな体験のポジティブ面を見つける


これも①と近いのですが、②は

ネガティブにしか思えない面からポジティブな面を見出すこと

です。


①と同じ理由で、どう考えても不幸だとしか思えないことから意味を見出せれば、それはポジティブな影響を自分に与えます。


例えば、プリチャンで言えば

黒川すずは、自分の歌声をかわいいと言われなければ(みんなは褒めているけど、すず自身にとってはネガティブなこと)

カッコよさを極めるためにアレほどダンスに打ち込むことはなかったはずです。

そうなればダンスはそこそこ程度の実力で収まっていましたし、彼女にとって、ネガティブな体験が逆にポジティブな結果をもたらしたとも言えます。


どんなに辛い体験からでも、そこに意味を見つけることさえできればポジティブな体験に様変わりします。


この辺りは、悲劇的な体験から立ち直る心の回復力であるレジリエンスとも関係してくる部分です。

【注意】「ネガティブ=悪い」ではない


この記事で一番強調しておかなければならない部分があるとすれば、それはこの項です。


「ネガティブ=悪」ではありません。


ネガティブな体験からポジティブな面を見つけよう!という論調を続けてきた本記事ですが、


ネガティブな体験が必ずしも悪いとは言えませんし、ポジティブなことが必ずしも良いとは言えません。


例えば、痛い思いをするのは誰でも嫌
だと思います。

しかし、だからと言って「痛み」という概念が無くなってしまえば恐ろしいことが起きます。

  • ナイフが腹に刺さっていたが、気づかなかったので死んでしまった
  • 無理に体を動かしていたら、いつの間にか骨折していた
  • 腐った食べ物を一口食べたが腹痛にならなかったので全部食べたら意識がなくなった


など。

痛いと感じるからこそ、本当に手遅れになる前に「もしかしてヤバくないか?」と気づけます。


そう考えると、まぁ大ごとになるよりは良いか……と感じられるハズです。


まとめ


・運を良くするにはポジティブなことに気づけるようにしよう

→すれ違う人を心の中で褒める、悪いことの利点を見つけるなど。


・ネガティブなことは悪いことじゃない

→ポジティブを求めすぎると返って幸せになれないことも。幸せになろうとしすぎないことが重要。


僕はわりと自分で運がいい方だと思っています。

というのも、自分に起きた悪いことは基本的に忘れてしまうので

「そんなことあったっけ?」

という反応になってしまうんですね。


これはこれで便利なのですが、やってしまった失敗とかも忘れてしまうので、

何度も同じようなミスを繰り返したりします。


そういう時は自分にウンザリしたりしますね。


「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言ったものだな、と女児アニメを観ながら思うオタクでした。


【参考文献】