最近のドラマってなんか内容がアニメ化してないか?

画像は報道ですが

※この記事はあくまでエンターテイメントであり、学術的な根拠等はございません。

※この記事はあくまで個人の考えです。「この考えが正しい!」などとは口が裂けても言うつもりはございません。

目次

テレビ好きの父

最近のドラマ≒乙女ゲー原作アニメ?

好きな人がいること

キャラクターが「記号化」している

①「面白れー女」的男子キャラ

②主演女優のアニメ風演技

テレビ好きの父

僕の父はテレビ好きで、いろんな番組を見ます。

特によく見ているのはアニメで、片っ端から見ています。

BORUTOハイキュー!!のようなマンガ系や、中二病でも恋がしたいなどのようなラノベ系など、とにかく幅広いです。

それについては特に疑問はないのですが、

たまに父は乙女ゲー原作アニメを見ていることがあります。

乙女ゲーとは、女性向けのノベルゲームが主なものです。

(薄桜鬼とかディアボリックラバーズなんかが有名だと思います)

僕はこの事に違和感を感じました。

というのも、

僕は乙女ゲー原作アニメを見ていると、

「こんな喋り方する男いねえよ!w」

みたいな展開が多々あるため、むず痒くなって見るのをやめてしまいます。

しかし、父はそんなことをせず、ただじっと画面を見つめているだけ。

その理由を色々と考えていたのですが、

僕はある仮説に達しました。

最近のドラマ≒乙女ゲー原作アニメ?

僕がたどり着いた仮説。

それは、

父はアニメ以外にもドラマを見ているから、ドラマによって乙女ゲーアニメに対する耐性が出来上がったのではないか?

というものです。

僕はドラマを全く見ません。

なので当然、僕がドラマを目にする機会は、

父が見ているのをチラッと見かける程度のものです。

それらのドラマを見てみると、どうも内容的に6割くらいの割合で、「主人公の女性がイケメンに囲まれて困る」みたいな内容であることが多い気がします。

ドラマ界全体がそういう作品が多いのか、

それとも父が見ているのがそういうのなだけなのか。

それについてはここでは論じません。

本筋には関係がないので。

本筋はあくまでも「最近のドラマってアニメ化してないか?」という議題についてです。

今回は例として「好きな人がいること」を挙げて僕なりの考えを紹介させていただきたいと思います。

好きな人がいること

TSUTAYAより引用

ちょっと前の月9のドラマらしいです。

チラッと見ただけなのでよく知りませんが、

語るのは表層の部分だけなので問題はありません。

キャラクターが「記号化」している

この作品を眺めて感じたのは、

キャラクターが記号化しているという点です。

記号化とはどういうことか? と言いますと、ここでは

ひと目で「〇〇だ!」と判別できるような特徴を記号と定義しています。

分かりづらいのでアニメで例えます。

以下のセリフを読んでみてください。

ドラえもん」のとあるキャラのセリフです。

「ドラえも〜〜ん!! ジャイアンスネ夫が酷いんだ〜!!」

このセリフを見て、のび太くんの姿が思い浮かびませんでしたか?

この場合、

ジャイアンスネ夫にいじめられる

ドラえもんに泣きつく

というのが「のび太としての記号」ということになります。

記号化というのは、

キャラクターそのものが消失し、記号とアイデンティティが一体化してしまった状態を指します。

①「面白れー女」的男子キャラ

まず一つ目は、少女マンガにありがちな

「面白れー女。(ニッコリ)」みたいな男。

これがいました。

あと、

「お前社会不適合者か?」と言いたくなるようなぶっきらぼうな物言いの男。

これもいましたね。

どちらも

イケメンだけど高飛車

とか

イケメンだけど口が悪い

みたいなテンプレの記号化がなされていて、

思わず「あ〜^_^;」みたいな反応をしてしまいます。

しかし、そういう反応をするのは僕のようなめんどくさいオタクだけであり、

大部分の熱心な視聴者にとっては

キャラが固定化されているので先の展開やセリフ回しがイメージしやすく、とても見やすいものとして受け入れられるのではないでしょうか。

(事実、日本のテレビは皿を洗いながら音だけ聞いているお母さんでも内容が掴めるように作られています。……まあ、皿洗ってる時点で音なんて聞こえたもんじゃないですけど)

言うまでもありませんが、

アニメというのはこの記号化のオンパレードです。

真中らぁらは「トモダチ、大事!」と言い続けますし、

暁美ほむらは、まどかを助けようとし続けます。

②主演女優のアニメ演技

二つ目の要因は、

主演女優の演技が完全にアニメのそれだと感じたことです。

個人名を出すとアレなのでぼかしますが、

主演女優の某桐谷美玲さんの演技で所々に

アニメの発声をさらにわざとらしくした感じのシーンがありました。

例えば、主人公が会話中に口籠って

「でも……」

と言うシーン。

このシーンで某桐谷美玲さんは

「ん(小声)でも……」

と発音していました。

(んをちっちゃく発音して、でも……と続ける発音の仕方)

こういうデフォルメした声色というのは、萌えアニメでよくある喋り方です。

この演技が良いとか悪いとか、そういうことはここでは論じません。

本筋から逸れるので。

ただ一つ言えるのは、

ドラマの俳優の演技がアニメっぽい(ぽいだけでアニメにはなれていない)モノになっているということです。

まとめ

以上の2点から、

僕は最近のドラマはアニメ化しているのではないか?

そして、アニメ化しているからこそ、

父は乙女ゲー原作アニメに耐性があるのではないか?

という予想を立てました。

論理の組み立てがかなり乱暴で、反論の余地はいくらでもあります。

それは認めますし、僕の考えが必ずしも正しくないということも認めます。

ですのでコメント欄でボッコボッコに叩くとかそういうのは是非おやめ下さいませ……

※この記事はあくまでエンターテイメントであり、学術的な根拠等はございません。

※この記事はあくまで個人の考えです。「この考えが正しい!」などとは口が裂けても言うつもりはございません。

↑ドラマや映画はもちろんですが、アニメも色々と見られます。とはいえ、さすがにdアニメストアとかにはかないませんが……。まだ試したことがない方は、お試し下さい。